「板挟み」の調達部門を、社内から応援される「調達主導」の組織へ。
調達出身のコンサルタントが組織風土改革を支援します!

受付時間:10:00〜18:00 定休日: 土日祝

  1. ブログ
  2. 「調達・購買部門」関連記事
  3. 【調達部内会議】「何か相談ある?」はNG!調達部員の本音と知恵を引き出す「3つの問いかけ」
 

【調達部内会議】「何か相談ある?」はNG!調達部員の本音と知恵を引き出す「3つの問いかけ」

【調達部内会議】「何か相談ある?」はNG!調達部員の本音と知恵を引き出す「3つの問いかけ」
  •  「会議で『何か困っていることは?』と聞いても、いつも『特にありません』で終わってしまう・・・」
  •  「調達部員を応援したい気持ちはあるのに、具体的にどう話を振ればいいのか分からない・・・」
  •  「結局、自分ばかりが指示を出してしまい、チームの知恵が引き出せている実感がない・・・」

一昨日のブログで、年始挨拶では「チームのあり方」を伝えることの大切さについて。昨日のブログでは、年始挨拶後の「個別フォロー」が必要ですということをお伝えしました。


(関連ブログ:2026年1月5日)


(関連ブログ:2026年1月6日)


その内容に引き続いてのお話しです。仕事始めの慌ただしさの中、個別フォローを通じて調達部員一人ひとりと向き合い始めた調達マネジャーの皆さま、お疲れ様でした。一対一で信頼の種をまいた次は、いよいよ「部内会議」という場で、チーム全員の知恵を動かすステップです。

しかし、いざ会議の場になると、調達部員が急に口を閉ざしてしまい、もどかしさを感じている方も多いのではないでしょうか。実は、調達部員の「相談」を引き出し、組織を自走させるためには、マネジャーの「問いかけの質」を変える必要があります。


今回のブログは、部内会議を単なる「報告の場」から、全員で課題を解決する「知恵出しの場」へ変えるための、具体的で効果的な「3つの問いかけ」について、対話例を交えてお伝えします。


今回は、【調達部内会議】「何か相談ある?」はNG!調達部員の本音と知恵を引き出す「3つの問いかけ」についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。


 

 

【調達部内会議】「何か相談ある?」はNG!調達部員の本音と知恵を引き出す「3つの問いかけ」



問いかけ① 「今週、一番気になっていることは何?」

「困っていることは?」と聞くと、調達部員は「自分の能力不足を認めるようで言い出しにくい」と感じてしまいます。しかし「気になっていること」という表現なら、まだ問題になる前の小さな違和感を出しやすくなります。例えば以下のとおりです。

【納期交渉の対話例】

  • 調達マネジャー
「Aさん、来週納入予定のあの部品、進捗はどうかな? 今、一番『気になっていること』はどんなことはありますか?」

  • 調達部員A
「困っているというほどではないのですが・・・。仕入先の担当者の返信が少し遅いのが気になっています。もしかすると、材料手配が遅れているのかもしれません。」

  • 調達マネジャー
「なるほど、その『ちょっとした違和感』を共有してくれてありがとうございます。早めに手を打てそうですね。」

 

問いかけ② 「もし〇〇さんなら、どうアプローチする?」

調達部員からの相談に対し、調達マネジャーがすぐに「答え」を出してしまうと、調達チームの思考は止まってしまいます。あえて他の調達部員に意見を求めることで、「指示ではなく話を引き出す人」に徹するファシリテーションを実践します。例えば、以下のとおりです。

【価格交渉の対話例】

  • 調達部員B
「仕入先から原材料高騰で値上げ要請が来ているのですが、どのように対応したらいいか悩んでいます。」

  • 調達マネジャー
「わかりました。どんな対応をしたらいいかみんなで話し合ってみましょう。もしCさんがBさんの立場だったら、次の一手としてどんなアプローチをするかな?」

  • 調達部員C
「私なら、まず値上げ要請の要因になっている原材料の市況をチェックして、値上げ幅の妥当性を確認します。」

  • 調達マネジャー
「いい判断ですね! Bさん、今のCさんの意見をどう感じたかな?」


問いかけ③ 「この件、調達チームとしてどんなサポートがあれば安心できる?」

最後は、調達マネジャー自身が「応援団」であることを示す問いかけです。調達部員が一人で責任を背負い込む不安を取り除き、調達チームの連帯感を高めます。例えば、以下のとおりです。

【関係部署との調整の対話例】

  • 調達部員D
「設計部門から仕様変更が入り、今の仕入先では対応が難しいと言われてしまいました。他部署への説明も必要で、正直かなりプレッシャーです。」

  • 調達マネジャー
「それは他部部署へ説明するための準備が必要ですね。この件を乗り越えるために、調達チームや私から『どんなサポート』があれば、Dさんは安心して動けそうかな?」

  •  調達部員D
「ありがとうございます。できれば、他部署との調整会議に、調達マネジャーにも同席いただけると心強いです。」

  • 調達 マネジャー
「わかりました。そこは私がしっかりバックアップします。一緒に解決しましょう!」


まとめ

  • 「困っていること」ではなく「気になっていること」を聞く
  • 調達マネジャーが即答せず、調達部員同士で知恵を出し合う「きっかけ」をつくる
  • 「どんなサポートがあれば安心か」を問い、心理的安全性を担保する
問いかけを変えれば、調達部員の顔つきと反応は劇的に変わります。調達マネジャーは「正解を出す人」から「問いを立て、知恵を引き出す人」へと役割を変えていきましょう。

「理屈はわかったけれど、自分の調達チームの部内会議でこれを実践するのは、まだハードルが高い」と感じている調達マネジャーの方へ。

応援のチカラ「【ワークショップ型研修】『組織の空気が変わる』を体験する!調達チーム会議マニュアル実践セッション」では、こうした問いかけの技術を実際の会議に落とし込み、習慣化するための具体的なステップをお伝えしています。

調達部員が自ら相談し、調達部員同士で助け合える組織づくりへの第一歩を一緒に踏み出してみませんか? まずは無料相談で、あなたの調達チームの部内会議の現状をぜひお聞かせください。

お気軽にお問い合わせください。

     ↓

お問い合わせフォーム
関連エントリー

 応援のチカラ 

まずはお気軽にお問い合わせくださいね。

電話番号:090-4593-3959

受付時間:10:00〜18:00

定休日 : 土日祝

所在地 : 神奈川県川崎市中原区下小田中1-32-5  会社概要はこちら

お問い合わせ