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【調達マネジャーの心得】中日ドラゴンズ落合博満元監督に学ぶ!「キャンプ初日に紅白戦実施」のエピソードとは?

【調達マネジャーの心得】中日ドラゴンズ落合博満元監督に学ぶ!「キャンプ初日に紅白戦実施」のエピソードとは?
  •  「購入条件の見直しや仕入先の再選定などの提案をしてほしいと思っているが、指示待ちの姿勢が変わらず、どう指導すべきか悩んでいる・・・。」
  • 「これまでの調達チームのやり方を踏襲するだけでなく、今の時代に合った新しい手法を柔軟に取り入れてほしいが、変化を避けるような空気を感じてしまい、一歩踏み出すきっかけを作れずにいる・・・。」
  •  「仕入先や関係部門との信頼関係をさらに深め、より良い協力体制を築いてほしいが、形式的なやり取りに終始してしまっている現状をどう変えていけばいいのか、自分一人で抱え込んでしまっている・・・。」

 

日々の調達業務に追われる中で、調達部員の自律を促し、調達チームをもっと活気あるものにしたいと調達マネジャーの方へ。現状を変えたいと願う一方で、どこから手を付ければいいのか・・・。その糸口を見つけるのは簡単ではありませんよね。

 

実は、その現状を打破するためのヒントは、意外なところ、例えばプロ野球の歴史の中に隠されていることがあります。

 

今回のブログは、かつて中日ドラゴンズを率いた落合博満元監督が、就任一年目の春季キャンプでの象徴的なエピソードをご紹介します。そこには、現在の調達チームのマネジメントにも通じる大切な考え方が含まれていますので参考にしていただければと思います。

 

今回は、【調達マネジャーの心得】中日ドラゴンズ落合博満元監督に学ぶ!「キャンプ初日に紅白戦実施」のエピソードとは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。

 



【調達マネジャーの心得】中日ドラゴンズ落合博満元監督に学ぶ!「キャンプ初日に紅白戦実施」のエピソードとは?

 

 



キャンプ初日に紅白戦を実施!落合博満元監督が就任直後に見せた驚きの決断

中日ドラゴンズの監督に就任したばかりの落合博満氏が、最初の春季キャンプでどのような行動をとったのか、その驚きのエピソードについて詳しくご紹介します。

 

2004年のキャンプ初日、落合監督は周囲の予想を大きく裏切る行動に出ました。なんと、練習の初日からいきなり「紅白戦」を実施したのです。通常、キャンプの序盤は体を慣らすための基礎練習から入るのが通例でしたが、落合監督は「キャンプ初日から試合ができる状態に仕上げてくること」をあらかじめ求めていました。これは、決められた期間の中で成果を出すためには、スタートラインに立った瞬間に戦える準備が整っていなければならない、という強いメッセージでもありました。

 

こうした大胆な手法は落合監督独自のアイデアと思われがちですが、実は野球界の歴史を丹念に振り返り、過去に同様の試みを行って成果を出したチームがあったことを参考にしています。自らの感覚だけに頼るのではなく、先人の足跡をたどり、根拠を持って「今、何が必要か」を判断した結果の決断だったのです。

 

このように、キャンプ初日の紅白戦は、単なる思いつきや話題作りのためのパフォーマンスではありませんでした。過去の成功事例を学び、それを自らのチーム運営に当てはめて、選手一人ひとりが高い意識を持って準備に取り組むよう促すための、筋道の通った重みのある一手だったといえると思います。

それでは、この落合監督の方針を、どのように調達マネジメントに活かしていけばよいのでしょうか。次の項目で、調達マネジャーに活かしてほしいポイントについてお伝えしていきます。


調達マネジャーに活かしてほしい3つのポイント

ご紹介した落合監督のエピソードを受けて、調達マネジメントに活かす3つのポイントについてお伝えしていきます。

ポイント① 解決したい調達マネジメントの課題を取り上げる

まずは、今現在、調達チームが直面している課題を明確に「取り上げる」ことから始めましょう。なんとなく「うまくいかない」と感じている状態では、具体的な対策は打てません。まずは直視すべき問題を棚卸しして、その中から「今、最も解決すべきはどれか」という優先順位をつけることが大切です。

【取り上げる課題例】
  1. (最優先)調達部員がルーチンワークに追われ、自発的な改善提案が出てこない。
  2. 従来のやり方に固執してしまい、新しい手法を取り入れることへの心理的な抵抗がある。
  3. 関係部門とのコミュニケーションが形式的になり、深い信頼関係に基づいた協力体制が築けていない。
これらの課題をあいまいにせず、一つひとつ言葉にしてみることで、調達チーム全員が「今、何を乗り越えるべきか」という共通認識を持つことができます。まずは現状の違和感や停滞感を放置せず、解決すべき対象としてしっかり定義することが、変化への第一歩となります。


ポイント②調達部門の歴史を振り返る 

課題が明確になったら、次は「調達部門の歴史を振り返る」作業を行います。これは、ポイント①で取り上げた課題を解決するためのヒントを、過去の経験や蓄積されたデータの中から見つけ出すためです。

例えば、ポイント①の1つ目の例として挙げた「自発的な改善提案が出てこない」という課題に対して、以下のような過去の事例を振り返ります。

【自発的な改善提案が出てこない(振り返り例)】
  • 過去の成功事例: 数年前、特定の消耗品のコスト削減において、若手部員が自ら新しい仕入先を探し出し、大きな成果を上げた時期があった。
  • 当時の状況: 当時は、提案の内容が小さくても部内会議で肯定的に受け止める雰囲気があり、失敗しても責任を問わないという安心感があった。
  • 気づき: 振り返ってみると、当時は「改善案を出すこと自体」を評価する仕組みが機能していたことがわかる。
単に「昔は活気があった」と懐かしむのではなく、このように具体的な過去の取り組み事例を掘り起こすことで、現代にも通じる解決の糸口が見えてきます。自社の調達部門がこれまでに培ってきた知恵は、今の停滞感を打破するための方針して活用できます。


ポイント③ 調達マネジメントへの活かし方を決める

最後は、これまでのステップを踏まえて「調達マネジメントへの活かし方を決める」段階です。ポイント②で見つけ出した「提案を肯定的に受け止める雰囲気」という過去のヒントを、今の調達チームにどのように取り入れるかを具体化します。

例えば、「自発的な改善提案を引き出す」ために、以下のような活かし方を決めます。

【自発的な改善提案が出てこない(活かし方例)】
  • 具体的なアクション: 部内会議の中に「小さな気づき共有タイム」を設け、成果の大小に関わらず、現状に疑問を持ったこと自体を評価する場を作る。
  • 心理的な仕掛け: 過去の成功事例にならい、「失敗してもプロセスを評価する」という方針を改めて調達マネジャーが宣言し、部員が安心して発言できる環境を整える。
  • 継続的な仕組み: 提案が出た際は、すぐに可否を判断するのではなく、まずは「その視点はなかった」と受け止める姿勢を調達マネジャー自身が徹底する。
このように、過去の知恵を今の環境に合わせて具体策へと昇華させることで、根拠のある確かな指導が可能になります。過去の経験に基づいた筋道の通ったアプローチは、調達部員の納得感を生み、調達チーム全体が前向きに一歩を踏み出すための大きな原動力となるはずです。

 


まとめ

  • 調達マネジャーに活かしてほしいポイント① まずは解決すべき調達マネジメントの課題を棚卸しし、優先順位をつけて明確にする
  • 調達マネジャーに活かしてほしいポイント② 過去の取り組みを振り返り、今の課題を解決するためのヒントを調達部門の歴史から見つけ出す

  • 調達マネジャーに活かしてほしいポイント③ 見つけ出した過去の知恵を今の環境に合わせて具体策に落とし込み、調達マネジメントに活かす

まず、調達チームが直面している課題の棚卸しから始めてみませんか?

現状をより良くしていくためには、落合元監督が過去の事例に学んだように、立ち止まって足元を見つめ直すことが大切です。新しいことを闇雲に始める前に、まずは今起きている出来事の一つひとつを丁寧に見つめてみましょう。

 

そこで、まずは調達チームが今まさに直面している課題を、すべて書き出して棚卸しすることから始めてみませんか?何に困っていて、どこを改善したいのか。まずは頭の中にある課題をすべて見える形にすることで、進むべき方向が自然と見えてきます。一気にすべてを解決しようとする必要はありません。まずは優先順位の高い課題を一つ選ぶことが解決へのスタートになります。

 

慣れ親しんだやり方を変えるのは勇気がいりますが、過去に積み重ねてきた調達部門の知恵が、きっと力になってくれるはずです。難しく考えすぎず、まずは現状の違和感を言葉にすることから始めてみてくださいね。


【無料相談】現状の違和感を整理するために、客観的な視点を取り入れてみませんか?

今の調達チームが抱える課題を一人で棚卸しして、優先順位をつけていく作業は、決して簡単なことではありません。日々の調達業務に追われながらでは、何が本当の問題の根っこなのかを見極めるだけでも、大変な労力が必要ですよね。

応援のチカラが提供する「調達人材育成コンサルティング」では、調達マネジャーの皆さまの思いに寄り添い、具体的なフォローの方針づくりや調達部員との接し方を一緒に考え、それぞれの調達チームの状況に合わせた、無理のない進め方を整理するお手伝いをしております。

もし、「自分一人で整理するのは難しい」と感じられたときは、応援のチカラ「調達人材育成コンサルティング」を活用してみませんか。今回お伝えした「課題の棚卸し」や「優先順位づけ」を一緒に行い、過去の経験をこれからの調達マネジメントへの活かすためのサポートを行っています。

まずは、無料相談で今感じている違和感をそのままお話ししてみてください。客観的な視点を取り入れることで、複雑に絡み合った課題を解きほぐし、調達チームが進むべき方向を整理するヒントを見つけてみませんか?

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