- 依頼していた講師が体調不良で登壇できないという連絡が来た・・・。
- 代理の講師に登壇してもらうことになったが・・・。
- 代理の講師が登壇することになった場合の注意点について教えてほしい!
このような悩みをお持ちの研修担当者の方へ。
急遽、講師が交代することになり無事研修を終えることができるのか不安になりますよね。
私も代理の講師として登壇する機会があります。そのときに意識していたことがありますので参考にしていただければと思います。
今回は、【研修担当者向け】体調不良で急遽代理講師の依頼があったときに意識していること3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
【研修担当者向け】体調不良で急遽代理講師の依頼があったときに意識していること3つ
1つ目は、研修目的と研修ゴールを確認することです。
これは、代理ではなく正式にご依頼いただいた場合にも言えることですが、最初にすべきことは研修目的と研修ゴールを確認することです。
この2つを確認しないで研修内容の準備に入ってしまうと、受講者の方から「この研修はなんために実施されたのかな?」「そもそも研修をやる必要があるのかな?」という疑問を持たれてしまい、消化不良になってしまうことがあるからです。
代理で講師を務めるときは準備する時間が限られているため、慌てて研修内容をどのようにするかということに意識が向きがちですが、消化不良の研修にならないように必ず「研修目的」と「研修ゴール」の確認から始めるようにしています。
2つ目は、研修当日に修正できるように準備することです。
準備期間が限られてしまうため、お客様の業種、職種、受講対象者の役職、キャリアなどを考慮した内容をご用意することができない場合があります。例えば、業種や職種に合わせたケーススタディなどの準備をすることは難しくなります。その場合、研修当日に修正できるように準備することを意識しています。例えば以下のとおりです。
研修当日に修正できるように準備する(例)
- 受講者の方に求められている「役割」「仕事内容」「抱えている課題」等を把握するために研修の前半でグループ演習を行う
- グループ演習実施後に全体共有の時間を設けて、研修で学んだことや気づいたことを職場で実践できるようフィードバックを行う
③プロセスは異なってもゴールに到達すれば良しと考える
3つ目は、プロセスは異なってもゴールに到達すれば良しと考えることです。
代理で講師を務める際は、なるべく正規で登壇される予定だった講師の方が実施されようとした内容に近づけようと工夫はしますが、すべてを「完全コピー」して研修を行うことはできません。特にこちらで教材(テキスト・配布資料など)をご用意する場合は、なおさら難しくなります。
ですので、「完全コピー」した研修を行うことは無理だと割り切って、ポイント①でお伝えした「研修内容」と「研修ゴール」に沿った研修を実施できれば良しと考えて登壇することにしています。
仮に同じ教材を使った研修を担当するとしても、「伝え方」「研修の進行の仕方」「演習後のフィードバックの仕方」等は、講師によって変わってくるものです。そのような気持ちの余裕を持ち、あまり自分にプレッシャーをかけすぎないようにした方が、かえって研修当日に臨機応変な対応をすることができます。
- ①研修目的と研修ゴールを確認する
- ②研修当日に修正できるように準備する
- ③プロセスは異なってもゴールに到達すれば良しと考える
応援のチカラでは、代理で講師を依頼しなければならなくなった場合でも対応が可能です。お困りになった研修担当者の方は、お気軽にお問い合わせください。
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