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【調達マネジャーの心得】中日ドラゴンズ落合博満元監督に学ぶ!53年ぶりの日本一をつかんだブレない采配とは?

【調達マネジャーの心得】中日ドラゴンズ落合博満元監督に学ぶ!53年ぶりの日本一をつかんだブレない采配とは?
  • 「調達方針に従って最適な仕入先を選ぼうとしても、関係部署から「今までのやり方を変えたくない」と言われてしまい、理解を得られずに困っている・・・。」
  • 「コストや品質を改善するために新規の仕入先へ切り替えたいが、関係部署から「新規の仕入先に切り替えて失敗したくない」という不安を払拭できず、調達方針に基づいた決断を貫き通せない自分に不甲斐なさを感じる・・・。」
  •  「経営状態が悪化している仕入先との取引を整理すべき局面で、社長から「創業以来の縁だから」と取引の継続を命じられてしまい、どう対処すべきか悩んでいる・・・。」

 

 

調達方針に基づいた判断を下そうとしても、関係部署からの反発や、これまでの慣習を重んじる声に押され、自らの決断が揺らいでしまうことはないでしょうか。本来進むべき方向は見えているのに、関係部署との調整や板挟みの状況に置かれ、身動きが取れない状態を打開したいですよね。

 

かつて中日ドラゴンズを率いた落合博満元監督が、2007年の日本シリーズで見せた完全試合目前での継投したという采配が話題になりました。この采配には53年ぶりの日本一という目的を達成するためにリーダーが貫くべき姿勢が凝縮されています。

 

今回のブログでは、落合博満元監督のエピソードを振り返りながら、調達マネジャーが直面する困難を乗り越え、調達業務を円滑に進めるための大切な心得についてお伝えします。


 今回は、【調達マネジャーの心得】中日ドラゴンズ落合博満元監督に学ぶ!53年ぶりの日本一をつかんだブレない采配とは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。

 

 



【調達マネジャーの心得】中日ドラゴンズ落合博満元監督に学ぶ!53年ぶりの日本一をつかんだブレない采配とは?


 

 


53年ぶりの日本一を決めた采配!落合博満元監督が貫いた完全試合目前の継投

2007年の日本シリーズ第5戦、中日ドラゴンズの落合博満元監督は、球史に残る大きな采配を振るいました。先発の山井大介投手が、あと3人で完全試合という歴史的な快挙を目前にしながら、9回のマウンドに守護神の岩瀬仁紀投手を送り出したのです。スタジアムが騒然となり、日本中の野球ファンから驚きや批判の声が上がる中、落合博満元監督は自らの意志を曲げることなく、この継投を完遂させました。

 

この落合博満元監督の采配は、「日本一というチームの勝利」を確実にするための最善策でした。当時の岩瀬仁紀投手は、シーズンを通して圧倒的な安定感を誇る抑えの切り札であり、1点のリードを確実に守り抜くためには、最も信頼できる選択肢だったからです。

結果として中日ドラゴンズは、無失点で逃げ切り、53年ぶりとなる日本一の栄冠を手にしています。この揺るぎない姿勢には、日々難しい判断を迫られる調達マネジャーが取り入れるべき重要なエッセンスが詰まっています。次の項目では、このエピソードから何を学び、どのように日々の調達業務へ活かしていくべきかということについてお伝えします。


調達マネジャーに活かしてほしい3つのポイント

落合博満元監督が「日本一」という目的のために揺るぎない采配を振るったように、調達マネジャーも日々の調達業務において大切にすべき指針があります。ここでは、困難な状況でも迷わずに進むための3つのポイントについてお伝えします。

ポイント① 調達方針を再認識する

まずは、調達部門が目指すべきゴールがどこにあるのか、調達方針を改めて正しく理解することが不可欠です。目先の出来事に惑わされず、常に原点に立ち返る意識を持ちましょう。

【調達方針(例)】
  • 供給網の断絶を防ぐため、マルチソース化による安定供給を最優先する
  • 不良品によるラインストップを回避するため、仕入先の品質管理体制を重視する
  • 単なる購入価格の安さではなく、物流費や不具合損失等を含めた総コストで判断する
  • 取適法を遵守し、仕入先との健全なパートナーシップを築く
  • 将来的なリスクを考慮し、供給の継続性が不透明な仕入先への依存を避ける

このように、調達チームとして守るべき優先順位を明確にしておくことで、判断の軸が定まります。


ポイント②調達方針に沿った判断を行う 

再確認した調達方針を、実際のアクションに落とし込んでいく段階です。日々の調達業務で直面する選択の場面において、常に調達方針と照らし合わせた判断を積み重ねていきましょう。

【調達業務における判断(例)】

  • 急ぎの試作案件であっても、品質不具合のリスクが高い未評価の仕入先への発注は承認しない
  • 短納期対応を迫られる場面でも、取適法に抵触するような「やり直し」や「不当な減額」は行わない
  • コスト削減目標が厳しい期末であっても、仕入先の採算を無視した一方的な価格の引き下げ要求は控える
  • 既存の慣習にとらわれず、調達方針に合致する新規仕入先を積極的に評価する

 

関係部署の要望や意見に流されず、調達方針という物差しを使って一貫性のある選択をすることが重要です。


ポイント③ 関係部署から反発があってもブレずに対応する

正しい判断をしようとすれば、関係部署から強い反対を受けることもあります。しかし、落合博満元監督が批判を承知で采配を貫いたように、目的に沿って必要な対応を取るためには、関係部署の理解が得られるように働きかけていくことが大切です。

 

【関係部署から反発があってもブレずに対応する(例)】

  • 設計部門から「このメーカーしか使えない」と言われても、安定供給の観点から代替品の検討を粘り強く提案する
  • 製造部門から「納期優先で無理を言え」と迫られても、コンプライアンスを遵守した上で仕入先と協議して回答する
  • 「安ければいい」という短期的な声に対し、品質トラブルによる将来的な損失リスクを示しながら理解を得られるよう説明する
  • 開発部門の急な仕様変更であっても、仕入先への不当な不利益(取適法違反)を防ぐため、スケジュールを調整する
  • 「昔からの付き合いだから」という取引継続を要望する声に対し、供給リスクやガバナンスの観点から仕入先の見直しを提言する

こうした反発が生じる場面こそ、調達マネジャーが会社全体の利益を見据えた調達方針の重要性を説く機会でもあります。感情的な対立を避け、客観的な根拠を持って関係部署の理解を求めながら、最終的な目的達成へと導いていきましょう。

 


まとめ

  • 調達マネジャーに活かしてほしいポイント① 目指すべきゴールを明確にするための調達方針を再認識する。
  • 調達マネジャーに活かしてほしいポイント② 一貫性のある選択を積み重ねるための調達方針に基づいた判断を行う。

  • 調達マネジャーに活かしてほしいポイント③ 共通の目的に向けて、関係部署の理解を得るために粘り強く働きかける。


まず、調達方針に沿った判断が日々できているかどうか確認することから始めてみませんか?

日々の調達業務に追われていると、どうしても目先の数字や突発的なトラブルへの対応に意識が向いてしまいがちです。しかし、どのような状況においても、調達チームが立ち戻るべき原点は調達方針にあります。

 

まずは、今日一日、調達マネジャーとして判断したことが調達方針に沿ったものであったかどうかを、静かに振り返ることから始めてみませんか?

 

たとえ一度にすべてを変えることは難しくても、調達方針を意識した判断を一つずつ積み重ねていくことで、関係部署からの信頼も深まっていくはずです。調達マネジャーとしての信念を大切に、一歩ずつ進んでいきましょう。


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