「部下が自分で考えて行動できない…。」
「部下に自分で考え、決断して行動できるようになってほしい!」
と感じている調達マネジャーの方、いらっしゃいませんか?
前回に引き続き、部下の自立を応援するポイントについてお伝えしていきます。
今回は、決断力を高め方について解説します。
それでは、「部下の自立を応援する方法⑨」についてお伝えしていきますね。
部下の自立を応援する方法⑨
前回は、「失敗を引きずる部下への対処法」についてお話をしました。
【応援される人の3要素】
【部下を応援するときの3要素】
【チャレンジするときの励まし方】
【コーチングが部下の自立に役立つ理由】
【部下のやる気の引き出し方】
【部下が不安を感じているときの対処法】
【部下が失敗したときの対処法】
【ポイント1】 決断するための手順を理解する
まず、決断するまでの手順を整理しておきます。
あなたが、仕事で決断するときにどんな手順を踏んでいますか?
事前に「判断材料」となるものを集めてから決断していると思います。
その「判断材料」の集め方を部下と対話をしながら、自分でできるように促していくことがポイントです。
【ポイント2】 部下が自分で決断できるように促していく
次に、部下が自分で決断できるよう促していきます。
ポイントは、「どうすればいいですか?」と相談されたら、すぐに答えを伝えるのではなく、「どうしたいと思っていますか?」と質問することです。
(例)部下Aさんとの会話
(部下Aさん)「〇〇マネジャー、この件どうすればいいですか?」
(マネジャー)「Aさんはどうしたいと思っていますか?」
(部下Aさん)「いきなりどうしたいと言われても・・・。答えが出てきません。」
(マネジャー)「Aさんには、自分で考えて行動できるようになってほしいので、答えの出し方を一緒に話し合って決めていきませんか?」
(部下Aさん)「わかりました。よろしくお願いします。」
【ポイント3】 部下の次の一歩を後押しする
自分で考えて行動できるよう促したら、次の一歩を後押しします。
(例)部下Aさんとの面談
(マネジャー)「では、この件はどうなったらいいと思いますか?」
(部下Aさん)「そうですね。まず、関係部門の要望に応えられるよう取引先と相談してみます。」
(マネジャー)「了解しました。よろしくお願いします。」
まとめ
もちろん、緊急事態の時はどんどん指示を出していきましょう。時間があるときに、できる限り部下に考えさせる機会をつくっていくと、次第に自分で考えて行動できるようになっていきますよ。
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