「忙しくて、なかなか関係部門の人たちと会話することができない…。」
「関係部門と協力し合える関係をつくっていきたい!」
そう感じながら調達部門で仕事をされている方、いらっしゃいませんか?
関係部門に協力してもらえるようになるための「社内コミュニケーション力の高め方」について、複数回に分けて解説しています。
今回は、「コツコツ続けることが信頼関係づくりへの近道」についてお伝えしていきます。
それでは、社内コミュニケーション力の高め方⑦についてお伝えしていきますね。
前回は、「ブレない軸を持ち、自分で決められるようになる」についてお話をしました。
今回は、その続きです。
【調達部門と関係部門の違いを理解する】
【相手が話を聴いてくれるための準備をする】
【コーチングスキルを活用する】
【スキルは気持ちを込めて活用する】
【お願い上手になる】
【ポイント1】 限られた時間の中でお願いされたことをやる
調達部門の仕事は忙しいですよね。
「取引先」「関係部門」「調達部門内」、いろいろな人から「依頼」「問い合わせ」「苦情」などを受けなければなりません。
私も経験していますのでよくわかります。
ですが、関係部門に協力をお願いしていくのであれば、相手からお願いされたことに対応していけるようになることが大切です。
限られた時間の中でどう対応していけばよいのか?
それが、「習慣化」することです。
【ポイント2】 「トラッキングシステム」を活用して習慣化する
「トラッキングシステム」とは、「測定する」ということです。
ダイエットで、「レコーディングダイエット」というものがあります。
毎日、体重を測定することでダイエットの習慣を身につけていくものです。
【ポイント】
1、 今日から関係部門と信頼関係づくりをするためにしたいことを考える
2、 そのために日々習慣にした方がいいことを考える
3、 トラッキングシートに、いつからどう始めるか考えて記入する
最初のうちは、「〇」「×」形式で記入していきましょう。
慣れてきたら、数値を入れていきましょう。
具体的に「どのくらいできたのか」がはっきりするので、より継続しやすくなります。
【ポイント3】 関係づくりのために習慣化したいこと(事例)
最後に、研修で受講された方が「関係づくりのために習慣化したい」ことを挙げていただきましたので、ご紹介します。
【関係づくりのために習慣化したこと】(事例)
1、 メールや電話で済ませていたことを対面で話をする(対話の方法)※コロナ対策に配慮しながら
2、 話しやすい雰囲気・環境づくりをする(定期打ち合わせ実施、会議同席等)
3、 問い合わせや要望を受けたら迅速に対応する(報告・連絡・相談のスピード感)
4、 関係部門に話しかけをする(操業状況、在庫状況等のヒアリング)
5、 依頼元へ状況共有をお願いする(発注前に事前情報を収集)
まとめ
習慣化することが目的ですので、できない日があっても自分を責めないことがポイントです。「できる日」「できない日」を繰り返しながら、最終的に習慣化できればいいからです。まずは、一つ習慣化したいことを決めて始めてみてくださいね。
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