「関係部門との対話でコーチングスキルを使っているがうまくいかない…。」
「コーチングスキルを仕事で活用するポイントを知りたい!」
そう感じながら調達部門で仕事をされている方、いらっしゃいませんか?
関係部門に協力してもらえるようになるための「社内コミュニケーション力の高め方」について、複数回に分けて解説しています。
今回は、「コーチングスキルは、気持ちを込めて活用するとうまくいく」をお伝えしていきます。
それでは、「社内コミュニケーション力の高め方④についてお伝えします。」についてお伝えしていきますね。
前回は、「コーチングスキルの活用方法」についてお話をしました。
【調達部門と関係部門の違いを理解する】
【相手が話を聴いてくれるための準備をする】
【コーチングスキルを活用する】
【ポイント1】 スキルは気持ちを込めて活用する
「スキル=テクニック」で人を動かそうとしていないでしょうか?
コーチングスキルを活用しようとしてもうまくいっていない人は、「どうにかして相手を動かさなきゃ」という視点になっている方が多いなと感じます。
「この人、私を無理やり動かそうとしているな。」
そういう思いは、相手に伝わるものです。
ポイントは、「相手のためになにかできることはないかな?」という視点に変えることです。
そうすることで、コーチングスキルを活用できるようになっていきます。
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【ポイント2】 「応援思考」で相手の気持ちに寄り添う
「相手のためになにかできることはないかな?」という視点に変えるために、「応援思考」を身につけましょう。
「応援思考」とは、相手の気持ちに寄り添うための3つの要素があります。
【応援思考】(3つの要素)
1、「関係部門は、どんなゴールを目指して仕事をしているのだろう?」
2、「そのゴールを目指すためには、どんなことが必要だろう?」
3、「ゴールを実現するために、自分ができることはなんだろう?」
相手の気持ちに寄り添って対話すると、相手にその思いが伝わります。
それが相手との信頼関係を築く上で、最も大切なことなのです。
【ポイント3】 「応援される人」になる習慣づけをする
「相手の気持ちに寄り添い、相手が望むゴールを実現するために、自分ができることで応援する。」
それを継続していくことで、次第に相手もあなたことに関心を持ち、応援したくなります。
「私のことを応援してくれてうれしいな、なにかしてあげたい!」
そう思うものです。
そのときに、あなた自身が「応援される人」であることが大切です。
では、どんな人になれば、「応援される人」になれるのか?
「あなたがプライベートで応援している人やチーム」
「あなたの周りで応援されている人」
に、注目してみてください。ヒントが見つかるはずです。
当社の社内コミュニケーション力強化研修では、「応援される人」についてグループディスカッションを行っています。
【ご参考】
その一部をご紹介します。
【応援される人】
1、 自分との共通点や親しみ感がある人(相手との距離が近い)
2、 目標に向かって頑張っている人(取り組む姿勢)
3、 共感できる目標を持っている人(一体感を感じられる)
4、 成長する姿を実感できる人(できなかったことができるようになる)
まとめ
調達部門で仕事をするためには、関係部門の人たちの協力が欠かせません。協力してもらうためには、「応援される人」になることが近道です。「応援思考」で相手の気持ちに寄り添いながらコーチングスキルを活用できるようにしていきましょう。
当社では、「応援されるリーダー」育成のための、土台づくりを重視した研修プログラムをご提供しております。また、土台づくりを定着させるための「研修後フォロープログラム」も合わせてご用意しております。
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