「モチベーションがある人とない人の違いがいまいちよくわからない・・・。」
「モチベーションの基準ってなんだろう・・・。」
やる気がない部下をなんとかしたい!と思いつつ、何から手をつけていいかわからないと感じているマネジャーの方へ。
モチベーションを3つの要素を合わせた公式としてとらえてみると見えてくるかもしれません。
今回は、部下のモチベーションを高める公式とは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
部下のモチベーションを高める公式とは?
部下のモチベーションを高める公式とは?
まず、部下のモチベーションを高める公式について見ていきましょう。
- 好奇心(仕事に対しての興味・関心)
- 貢献意欲(お客様・社内など仕事の関係者へ貢献する意欲)
- 成長意欲(スキルアップしたい、新たな仕事にチャレンジしたいという意欲)
この3つ要素をかけ合わせた公式としてとらえてみてください。
要素別の特徴と高めるための対処法
次に、それぞれの要素ごとの特徴と高めるための対処法について見ていきましょう。
- 指示されたこと、依頼されたことを淡々とこなすだけになっている
- 仕事に対しての意見や発言に対して消極的
【対処ポイント】
- 知的好奇心を刺激する(仕事や会社のことについて話をする)
- アイデアや意見を聴く
- 仕事への取り組み方を工夫する
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【特徴】
- 相手の気持ちや求めていることを察することを苦手にしている
- 気遣いや気配りすることに消極的になっている
- チームで協力して仕事をすることについて苦手意識がある
【対処ポイント】
- 自分が言いたいことや伝えたいことよりも、相手の気持ちや望むことをを優先して聴く
- 周りで困っている人がいたら、声をかけてできることをサポートする
【特徴】
- 担当している仕事をそのまま続けられればいいと思っている
- 問題解決したり、業務改善することが苦手
- 新しい仕事を任されることに消極的になっている
【対処ポイント】
- これまでできなかったことで努力してできるようになったことを一緒に振り返る
- 部下の得意分野や強みを活かせる仕事を任せていく
- できたことを承認して、「もってやってみよう!」という意欲を引き出していく
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まとめ
- 部下のモチベーションを高める公式とは、「モチベーション=①好奇心×②貢献意欲×③成長意欲」
- ①好奇心が低い部下の特徴は、「言われたことをこなすだけ」「意見や発言することに消極的」
- ①好奇心が低い部下への対処ポイントは、「知的好奇心を刺激する」「アイデア・意見を聴く」「仕事への取り組み方を工夫する」
- ②貢献意欲が低い部下の特徴は、「相手の気持ちや求めることを察することが苦手」「気配り・気遣いが苦手」
- ②貢献意欲が低い部下への対処ポイントは、「自分よりも相手の話を聴くことを優先する」「周りで困っている人がいたら声をかけてサポートする」
- ③成長意欲が低い部下の特徴は、「問題解決、業務改善が苦手」「新しい仕事を任されることに消極的」
- ③成長意欲が低い部下への対処ポイントは、「これまでの仕事を一緒に振り返る」「得意分野の仕事を任せる」「できたことを承認してやる気を促す」
この公式については、また詳しくお伝えしていきますが、今回のブログでは単に部下のモチベーションを上げたいということではなく、3つの要素に分けて高める必要がある部分を優先的に対処していけるようにしていきましょうということを理解していただければと思います。
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