若手社員の内的動機づけを促す3つの欲求とは?
「内的動機づけが大事なのはわかった。」
「でも、内的動機づけは本人の内側から湧いてくるものなのに、どうやって外部から促してあげたらいいのかな?」
「とくに、若手社員に対して周囲の人はどのように接してあげたらいいのだろう・・・。」
今年の「新入社員研修」や「若手社員研修」の内容について検討中の人事課長の方へ。
今回は、「新入社員研修」や「若手社員研修」で、内的動機づけを促すための欠かせない自己決定理論の土台となる内的動機づけを刺激する3つの欲求についてお伝えしてきますので、ぜひご覧ください。
自己決定理論の土台を支える3つの基本欲求とは?
- 「有能感」は自分の能力とその証明に対する欲求
- 「関係性」は周囲との関係に対する欲求
- 「自律性」は自己の行動を自分自身で決めることに対する欲求
特に「自律性」の欲求が重要だとされています。
これら3つの欲求が満たされていくことで、人は内的動機づけや心理的適応を促進させていきます。
3つの基本欲求の高め方
では、3つの基本欲求を高めるにはどうしたらいいでしょうか?
「自律性」「有能感」「関係性」のそれぞれ高め方を見ていきましょう。
有能感を高める
有能感とは、自分が有能でありたいという思いや有能さを感じられることです。有能感を高めるには、自らの行動が成果につながっていることを認識してもらうことが重要です。仕事を成し遂げた結果として、顧客に喜んでもらえたことや、社内で表彰されるといったことは、社員の有能感を高めます。
関係性を高める
関係性とは、他者から尊敬されることや他者との連帯感です。関係性を高めるには、部署やチーム内での継続的なサポート等、社員に自分その組織の一員であることを感じさせることが重要です。この関係性が高まると、組織への貢献意欲が高まったり、会社や組織のミッションを理解したうえで行動したりするといった効果があります。この関係性は、承認欲求が強い若手社員にとっては効果的なポイントです。新入社員研修・若手社員研修で内的動機づけを促すポイント
自律性を促す工夫
研修でケーススタディやグループディスカッション、プレゼンなどを行う際には、チームごとに発表してもらう機会を用意するようにしています。メンバーで協力してチーム同士で切磋琢磨できるよう「ゲーム実習」「クイズ演習」などを取り入れるのも効果的です。
まとめ
- 内的動機づけを促す欲求は「自律性」「有能感」「関係性」
- 「自律性」は選択機会を増やし、「有能感」は成果を認識させ、「関係性」は、組織の一員であることを認識させて高める
- 研修では、「ワーク等で主体性を発揮する機会を持つ」「学んだことを実践できたという自信を養う」「メンバーと協力して演習に取り組む」機会を持つ
