「若手社員が何を考えて仕事をしているかわからない…。」
「なぜ、若手社員に話が伝わらないのだろう…。」
若手社員との接し方でお悩みの調達マネジャーの方へ。
今回は、アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)の日本代表コーチ井村雅代さんの本「井村雅代コーチの結果を出す力」(あと1ミリの「努力)で限界を超える)を一部抜粋してご紹介していきます。
今回は、井村コーチが若い人をどのようにとらえ、どのように接してきたのかについてご紹介することで、ヒントにしていただければと思います。
それでは、「若い人の気持ちがわからないと感じているマネジャーの方へ」についてお伝えしていきますね。
若い人の気持ちがわからないと感じているマネジャーの方へ
【ポイント1】 チームワークという言葉が大好き
「今の選手たちはチームワークという言葉が大好きです。自分が失敗したら誰かに補ってほしい。(中略)その代わり、誰かが失敗したら私が補うから。それがチームワークだと思っているのです。私に言わせれば、それはチームワークではなく、単なる傷の舐め合いです。」
【ポイント2】 自主性という言葉を勘違い
「今の若い人たちは自主性を勘違いしています。「自主性が大事」「自主的に行動しなさい」と言われて育てられたため、何でもかんでも自分一人でやらなければならないと思っているのです。そのため、人に聞くということができません。自分の考えだけでやり続け、やがて壁にぶつかり、そこを突破することができないのです。」
【ポイント3】 練習の積み重ねがメダルにつながることを理解できていない
「10年前の選手なら、練習を積み重ねることでしかメダルを取ることができず、メダルを取るためには日々の苦しい練習が絶対不可欠なものだということは、最初から理解していました。ところが、今の選手は日々の積み重ねがなくてもメダルが取れると思っています。」(中略)
「そんな選手にどうやって日々の練習をさせるかと言えば、おだてたり、叱ったり、あの手この手を使っています。と同時にチャレンジする面白さやメダルが取れた時の感激、負けた時の悔しさなど、いろいろな話もします。」(中略)
「10人に同じ話をしても、心に届く人と届かない人がいます。今日届かなかった話が、明日届くこともあります。ですから、何度も何度も、手を替え、品を替えて話をする必要があるのです。正直なところ、とても面倒くさい。しかし、日本の若者の実態がそうである以上、面倒くさいと言っているわけにはいかないのです。」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
若い人がどのような気持ちで仕事をしているのか、ヒントなるお話だなと思い、ご紹介しました。
私も、調達マネジャーのみなさまにお役に立つお話をいろいろな視点・角度からお伝えしていきたいと思っています。
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