「仕事を抱え込んでしまって、周りに迷惑をかけてしまう…。」
「部下に仕事を任せることに抵抗感がある…。」
というお悩みをお持ちの調達マネジャーの方。もしかしたら、仕事を任せることへの「苦手意識」を取り除くことができれば解決できるかも。
今回は、仕事を任せられず抱え込んでしまう方への対処方法についてお伝えします。
それでは、「仕事を抱え込んでしまう人の対処ポイント3つ」についてお伝えしていきますね。
【ポイント1】過去の「マイナス体験」を振り返る
まず、過去の「マイナス体験」を振り返ります。
部下に任せることで嫌な思いをしたことを書き出していきます。苦手意識は、「また嫌な思いをしたくない」ということからつくられてしまうからです。
(例)部下に仕事を任せたときの「マイナス体験」
「部下へ仕事を任せたときに問題が発生、対応に追われて苦労した」
「部下へ仕事を任せようとしたが、ミスを繰り返して指導するのが大変だった」
【ポイント2】「マイナス体験」の受け止め方を置き換える
次に、「マイナス体験」の受け止め方を置き換えます。
過去の経験した「マイナス体験」に対しての受け止め方を変えることによって、苦手意識を払拭していきます。
受け止め方を変えるために、自分に質問します。
「もし、マイナス体験の中にプラスの面があるとしたら、どんなことがあるだろう?」
(例)部下に仕事を任せたときの「マイナス体験」
「部下へ仕事を任せたときに問題が発生、対応に追われて苦労した」
→「問題への対応は大変だったけど、部下にとっては貴重な体験だったかも?」(プラスの面)
「部下へ仕事を任せようとしたが、ミスを繰り返して指導するのが大変だった」
→「指導するのは大変だったけど、教え方を工夫できるようになったかも?」(プラスの面)
【ポイント3】任せるための「一歩」を踏み出す
最後に、任せるための「一歩」を踏み出す、です。
いきなり、すべてを任せるのは尻込みしてしまいますよね。
ですので、最初の「一歩」を踏み出すことから始めてみましょう。
最初の一歩を踏み出すために、自分に質問します。
「もし、部下に任せられるとすれば、何から始めたらいいか?」
(例)部下に仕事を任せたときの「マイナス体験」
「部下へ仕事を任せたときに問題が発生、対応に追われて苦労した」
→「問題への対応は大変だったけど、部下にとっては貴重な体験だったかも?」(プラスの面)
→「まず、任せるときに注意しておくべきことをリストアップしてみよう」(一歩を踏み出す)
「部下へ仕事を任せようとしたが、ミスを繰り返して指導するのが大変だった」
→「指導するのは大変だったけど、教え方を工夫できるようになったかも?」(プラスの面)
→「まず、ミスがあることを前提に任せる仕事の教え方を考えてみよう」(一歩を踏み出す)
まとめ
任せることへの「苦手意識」の原因は、任せたときの出来事に対して、ネガティブな感情を持っていることにあります。過去の出来事のマイナスの面ばかりに注目せず、プラスの面にも目を向けてみましょう。
少しずつ「苦手意識」が小さくなって、任せることへの抵抗感がなくりますよ。
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