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【調達マネジャーの心得】会議での「沈黙」は失敗じゃない!沈黙を「応援」に変える3つの視点

【調達マネジャーの心得】会議での「沈黙」は失敗じゃない!沈黙を「応援」に変える3つの視点
  •  「問いかけを変えてみたけれど、調達部員が黙り込んでしまい、気まずい空気になる・・・」
  •  「沈黙に耐えられず、結局調達マネジャーである自分から答えを言ってしまう・・・」
  •  「沈黙が続くと、調達部員が何も考えていないように見えて、つい焦ってしまう・・・」

昨日のブログでは、調達組織風土改革の土台となる「心理的安全性」の重要性と、それを高めるための4つの因子についてお伝えしました。


(関連ブログ:2026年1月9日)


この心理的安全性を高めるために、部内会議で「話しやすさ」を意識して問いかけを始めた調達マネジャーが、最初に直面するのが「会議中の沈黙」という壁です。


シーンとした空気が流れると、「自分の進め方が悪いのか?」と不安になり、つい助け舟を出したくなるものです。しかし、実はその沈黙こそが、調達部員の頭の中で「知恵」が芽生えている貴重な時間なのです


今回のブログは、この沈黙を単なる「気まずい時間」ではなく、調達部員が安心して口を開ける「応援の時間」に変えるための具体的な3つの視点についてお伝えします。


今回は、【調達マネジャーの心得】会議での「沈黙」は失敗じゃない!沈黙を「応援」に変える3つの視点についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。



【調達マネジャーの心得】会議での「沈黙」は失敗じゃない!沈黙を「応援」に変える3つの視点



視点① マネジャーの「弱み」を見せて発言のハードルを下げる

まず最初に行っていただきたいことは、マネジャー自身が先に「自己開示」をすることです。 調達部員が黙ってしまう大きな理由の一つに、「マネジャーを納得させる『100点満点の正解』を言わなきゃいけない」というプレッシャーがあります。例えば、以下のように声をかけてみてください。


【部内会議冒頭での発言(例)】

  • 来期の「コストダウン交渉」の方針についての話し合い
「実は来期のコストダウン交渉の方針をどうするか迷っています。仕入先の担当者と日々話をしているみなさんの視点が必要なので、協力してほしいです。」

調達マネジャーが先に「迷い」という隙(弱み)を見せることで、調達部員は「正解を当てるのではなく、自分の意見を言えばいいんだ」という安心感を持ち、口を開くきっかけになります。

 

 

視点② 沈黙が続くときは、知恵を引き出すための「ヒント」を伝える

どれだけ待っても言葉が出てこない場合は、調達部員の頭の中にある「知恵」を引き出すためのヒント(思考の補助線)を出してあげましょう。 「何か意見はある?」と大きく聞くのではなく、考える範囲を絞ってあげるのがコツです。例えば、以下のとおりです。

【知恵を引き出すためのヒント(例)】

  • 「まずは、今の仕入先との関係性において『ここが一番の懸念点だな』と思う部分だけでいいから、教えてくれるかな?」 
  • 「もし予算や納期の制約が一切なかったとしたら、Aさんならどうしたいと思う?」
「部分的な意見で良い」と伝えることで、調達部員の思考が整理され、発言への最初の一歩を後押しすることができます。


視点③ 一回の会議で完結させず「次回の発言」を応援する

最後は、その場ですぐに完璧な答えが返ってこなくても、焦らずに「最終的には自分の意見を発言できるようになる」ことを信じるという視点です。 問いかけられた直後は、調達部員も頭が整理できていないかもしれません。その場で答えが出ないときは、無理に追い込まず、以下のように伝えてみてください。

【次回の発言に向けた応援(例)】

  • 「急に聞かれても難しいよね。週明けの朝までに少し整理してみて、また個別に話を聞かせてもらえるかな?」
最初からきちんとした答えが返ってくると思わず、会議を積み重ねていく中で少しずつ発言が増えていけばいいと、ゆったり構える。この調達マネジャーの「心の余裕」こそが、長期的に調達部員の自走を促す最大の応援になります。

このように、沈黙への向き合い方と具体的なフォローの仕方をマスターすれば、部内会議は「指示を待つ場」から「知恵を出し合う場」へと、着実に進化していきます。


まとめ

  • 調達マネジャーが「迷い」を共有することで、調達部員が発言しやすい空気を作る。
  • 質問の範囲を絞り、知恵を引き出すためのヒントを伝えることで、調達部員の「思考の整理」をサポートする。
  • 「一回の会議で完結させない」という余裕が、調達部員の主体性を育てる。
調達マネジャーの部内会議での役割は、その場で正解を出させることではありません。調達部員が自分の頭で考え、知恵を言葉にできるようになるまで、伴走し続けることなのです。

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