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調達・購買部員育成に必要な「人材育成の5ステップ」とは?

調達・購買部員育成に必要な「人材育成の5ステップ」とは?


新年、明けましておめでとうございます!

2025年もよろしくお願いいたします!


【調達・購買部員の人材育成に携わる調達・購買部門長、マネジャーのみなさまを応援します!】


2025年は、調達・購買部門の人材育成に関わるみなさまを応援してまいります。


大変ありがたいことに、昨年も調達・購買部門の部門長の方やマネジャーの方に向けて研修やセミナーをさせていただきましたが、受講されたみなさまからはこんなお話を伺いました。

  • 調達・購買部員の底上げが進んでいない
  • 調達・購買人材の育成を計画的に進めることができていない
  • でも、どこから手をつけていいかわからない

そこで、2025年は「調達・購買部門の人材育成」に関連するテーマでブログをアップしていきます。


興味をお持ちになったブログをご覧いただけたらと思います。


今回は、調達・購買部員育成に必要な「人材育成の5ステップ」とは?についてお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。


調達・購買部員が大活躍するために必要な「人材育成の5ステップ」とは?



ステップ① 必要なスキルを洗い出す

1つ目は、必要なスキルを洗い出すことです。

調達・購買部員が活躍するためにどんなスキルが必要がリストアップしていきます。例えば以下のとおりです。

ポイントは、調達・購買部門長、マネジャーかから見て「当たり前にできてほしいこと」「ここまでやってくれるとうれしいこと」です。

必要なスキル(例)

  1. 業務プロセス(発注業務などのルーティンワーク)
  2. QCD(品質・コスト・納期)の最適化(担当する取引先と交渉してより良い購入条件で調達する)
  3. 取引先管理(取引先に関わるリスク(倒産リスク)をマネジメントする)
  4. 開発購買(QCDの最適化を進めるために調達部門主導で関係部門と関わっていく)
  5. ビジネススキル(調達・購買業務を行う上で必要なスキル(説明力など)の習得)

ステップ② あるべき姿を定義する

ステップ②は、あるべき姿を定義することです。

あるべき姿とは、
  • 調達・購買部員が最終的にどうなってほしいのかということを定義する
ということです。

例えば、以下のとおりです。

調達・購買部員のあるべき姿(例)

  • レベル1 未経験
  • レベル2 サポートがあればできる
  • レベル3 1人でできる
  • レベル4 人に指導できる
注意点としては、「職階ごとに設定する」と「調達・購買部員と話し合って設定する」ことです。例えば、新入社員にレベル1の未経験のスキルについて、いきなりレベル4の人に指導できるまでを求めるのは厳しいので階段をつくりましょうということですね。


ステップ③ スキルマップを作成する

ステップ③は、スキルマップを作成することです。

スキルマップは、
  • ステップ①で洗い出したスキルごとに、スキルが身につけるために必要なことを書き出す
ことです。

スキルマップというと、難しそうな印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、調達・購買部員がスキルを習得できたと言える「到達目標」のようなものだとイメージしていただけると良いと思います。例えば以下のとおりです。

スキルマップ(例:QCDの最適化の場合)

  • 計画(社内外関係者から情報収集して最適化の計画を立てられる)
  • 交渉(社内外関係者と協力してQCD最適化へ向けて実行できる)
  • 導入後のフォロー(採用された取り組みが定着できるようフォローできる)

ステップ④ 部下と面談をする

ステップ④は、部下と面談をすることです。

部下と面談では以下のことについて話し合います。

部下との面談内容(例)

  • 部下が設定した目標設定のブラッシュアップ(具体的な目標になっているかなどをチェックする)
  • 部下が作成した行動計画のブラッシュアップ(目標に到達するまでのプロセスが具体的になっているかなどをチェックする)
  • 定期面談での振り返り(定期的に面談を行い進捗状況の確認とフォローをする)
ポイントは、部下が目指す目標を実現できるようにフォローアップできるかどうかです。このステップについては、次回以降のブログで詳しく解説していきます。


ステップ⑤ 教育訓練計画シートを作成する

ステップ⑤は、教育訓練計画シートを作成することです。

教育訓練計画シート作成のポイントは以下のとおりです。

ポイント① 教育対象者を決める

1つ目は、教育対象者を決めることです。例えば配属されたばかりの新入社員に対してといったことです。

ポイント② 教育形式を決める

2つ目は、教育形式を決めることです。例えば以下のとおりです。
  • 調達・購買部門の教育担当者による指導
  • 調達・購買部門内での勉強会
  • 外部セミナーまたは研修の受講

ポイント③ 日程を決める

3つ目は、日程を決めることです。例えば以下のとおりです。
  • 調達・購買部門の教育担当者による指導(新入社員の配属予定日から指導開始)
  • 調達・購買部門内での勉強会(月1回第一水曜日朝9時から開催)
  • 外部セミナーまたは研修の受講(開催日程に合わせて申込み)

 

まとめ

  • 人材育成ステップ① 必要なスキルを洗い出す
  • 人材育成ステップ② あるべき姿を定義する
  • 人材育成ステップ③ スキルマップを作成する
  • 人材育成ステップ④ 部下と面談をする
  • 人材育成ステップ⑤ 教育訓練計画シートを作成する

次回以降のブログでも調達・購買部門の人材育成に関するテーマでお伝えしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします!



調達・購買部門の部門長様・調達マネジャー様向けに「調達・購買部門の人材育成」に関するご相談を無料でお受けしています。


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