- 部下と話をしても部下からなかなか意見が出てこない・・・。
- 部下と面談しても部下よりも自分が話をする時間が長い・・・。
- 部下との面談でコーチングを活用したい!
このような悩みを抱えているマネジャーの方へ。
部下にもっと積極的に話をしてもらいたいと思っているのに、部下から意見が出てこないとつらいですよね。
もしかしたら、話をしやすい雰囲気づくりをすると、部下も話をしようと思ってくれるかもしれません。
今回は、プロコーチが教える傾聴のマインドセットとは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
プロコーチが傾聴のマインドセットとは?
傾聴のマインドセットとは?
傾聴のマインドセットとは、「聴く」ための準備をすることです。「聞く」と「聴く」には大きな違いがあります。「聴く」姿勢に入るための準備をしっかりすることが大切です。研修でマネジャーの方のお話しを伺っていると、この準備ができていないなと感じることが多いです。マインドセットで行うことは以下の3点です。
1つめは、傾聴のスイッチを入れることです。これから「聴く」姿勢に入るぞ!というスイッチを決めておきましょう。スイッチとは動作のことです。
というマインドをつくっていきます。
動作は、自分が好きな動作でかまいません。できれば「場所を問わず」「気軽に」「すぐに」できる動作がおすすめです。私の場合は、1点を見つめて集中するという動作をスイッチにしています。
(例)
- 1点を見つめて集中する
- 机を1回指で軽くトントンと叩く
- 目を閉じて10秒数える
2つ目は、聴いていることを相手に示すことです。自分では聴いていると思っていても、意外と相手に伝わっていないものです。話をする相手というのは、「この人、ちゃんと聴いてくれているのかな?」という不安を常に持っているものです。その不安を解消するためには、聴いていることを相手に示すことが重要です。
相手に示す上でのポイントが以下の3つです。
そのときに、自分ではオーバーだなと思うくらいのリアクションで示していきましょう。話す相手の不安を解消するために、安心して話を続けていいんだと思ってもらうために、普段できているかチェックしてみてください。
3つ目は、感謝の気持ちを伝えて、次の機会につなげるということです。話を聴いたあとの対応も重要です。「部下が話をしてよかった」「また話をしたい」と思ってもらえることによって、次の機会につながっていきます。そのためには、話の最後に声かけをしていきましょう。
(例)
- 今日は、じっくり話を聴くことができてよかったよ。
- あっという間だったね。もう少し聴きたかったな。
- また、続きの話を聴かせてほしい。
- 傾聴のマインドセットとは、「聴く」姿勢に入るための準備をすること
- 傾聴マインドセットのポイントは、「傾聴スイッチを決める」「聴いていることを相手にオーバーに示す」「感謝の気持ちを伝え、次の機会につなげる」
部下が「話をしてよかった」「聴いてくれてよかった」「また話をしたい」と思ってもらえる雰囲気づくりをするだけで、部下が話したいと思ってもらえますので、ぜひ試してみてくださいね。
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