「部門内でのモチベーションが下がっている…。」
「関係部門からあまり信頼されていない…。」
「調達部門が孤立している気がする…。」
そんな悩みをお持ちの調達マネジャーの方、モチベーションが下がっている原因と向き合うことから始めてみませんか?
今回は、私が調達部門で仕事をしていたときの「〇〇の出来事」についてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、「応援する人は応援される(リーダーシップ編)」についてお伝えしていきますね。
【ポイント1】 どんよりした空気感での自己紹介
電子機器メーカーに転職した直後の話です。当時30歳でした。
転職して出社初日。一次面接を担当された「調達部門の統括部長」へご挨拶することになりました。
そのときに、「佐藤さん、調達部門の空気を変えてください。」と言われました。
「どんな空気なのか?」
「どう空気を変えればいいのか?」
正直、その時はよくわかりませんでした。
ご挨拶を終えて、自分の席がある調達部門へ向かい自己紹介をすることになりました。
待っていたのは、「どんよりした雰囲気」でした。
【ポイント2】 部門内に漂う空気感の原因は?
しばらくたってから指導役だった先輩にそれとなく聞いてみました。
「私が入社する前に、なにかありましたか?」
「実は、前任者の〇〇さんは納期調整に追われて、ストレスに耐え切れず自殺したんですよ。」
空気感の原因がよくわかりました。
入社一年後、受注が一気に3倍となり納期対応に追われることになります。
毎日、「部品が納品されないと工場の生産ラインがストップするからなんとかしてくれ」という関係部門から督促の連絡が入りました。
毎日残業、調整の目途がつかない中、途方に暮れていました。
前任の〇〇さんがストレスを感じたのがこれだったんだなと実感しました。
【ポイント3】 先頭に立って納期対応したら、メンバーの空気が一変
部門内のメンバーは、「あきらめモード」に入っていました。
もちろん、前任者の〇〇さんのことは知っています。本音では「自分は同じような思いをしたくない」と躊躇する部分があったと思います。
そんな中、私は縁あって入社した会社だし、私の仕事が会社の役に立つのであればと、率先して対応することにしました。
「週1回、取引先に訪問して交渉を行う」
「関係部門への説明・調整も自ら行う」
粘り強く続けていくうちに、お客様にご迷惑をおかけすることになく納品することでき、後日関係部門から御礼の言葉を頂きました。
一段落した後、メンバーからは「佐藤さんが先頭に立って対応する姿を見て勇気づけられました」と言われました。
厳しい納期対応を乗り越えて、部門が一つにまとまったのです。
まとめ
「チームの空気を変えたい」とお悩みの調達マネジャーの方。これから仕事を任せたいと思っている、期待する部下を一人指名してチャレンジする機会を与えてみてください。チームの空気が一変しますよ。
当社では、「応援されるリーダー」育成のための、土台づくりを重視した研修プログラムをご提供しております。また、土台づくりを定着させるための「研修後フォロープログラム」も合わせてご用意しております。
ぜひ、当社研修プログラムのページもご覧ください。
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