年上部下への接し方がわからない。そんなお悩みをお持ちの方、いらっしゃいませんか?
苦手意識があると接し方がぎこちなくなってしまい、ますます話しづらくなってしまいますよね。
今回は、私が始めて年上部下と一緒に仕事をしたときの経験談をお伝えしていきます。
年上部下と接するときのポイントについても解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。
ポイントは、「チームのためにあなたの経験やスキルで力を貸していただけませんか?」というスタンスで接することです。
それでは、「年上部下への接し方(経験談)」についてお伝えしていきますね。
年上部下への接し方(経験談)
始めて年上部下と一緒に仕事をすることになった話
入社3年目の話です。当時は食品工場の資材担当として、食材や包材の発注や在庫管理の仕事をしていました。
最初は自分一人で担当していましたが、当時の工場長がアシスタントをつけようという話になりました。
そのとき、一緒に仕事をすることになったのがAさんでした。
Aさんは、料理店の店長を任されていた方でしたが、病気が原因でフルタイムでの仕事ができなくなったため、パートで入社されました。
当時の私が26歳。Aさんは50歳。
ほぼ親子くらい離れていて、店長まで務められた方。
始めての年上部下に対して、どう接したらいいか悩みましたが、3つのことに気をつけるようにしました。
ポイント1 自分が率先して動く
なにしろ年齢も仕事経験も相手の方が上でしたので、自分が率先して動くようにしました。
その工場は昼夜2交代で稼働していました。稼働が止まるタイミングでないと正確に在庫を数えることができないので、毎朝6時に出社して在庫確認をしていましたが、その仕事はAさんに任せずに継続しました。
「佐藤さん、一生懸命やっているな」という姿勢が伝わりました。
ポイント2 相手に任せる
基本的な仕事の進め方を最初に説明した後は、お任せすることにしました。
仕事を覚えるのが早いということもありましたが、あれこれ細かいことを口出ししない方がいいなと判断しました。
入荷品の検品、保管場所へ運んで整理するという仕事でしたが、しっかり対応されていましたし、周りのパートさんとも積極的にコミュニケーションをとって楽しそうに仕事をされていました。
ポイント3 頼み事は、相手を尊重しつつも率直に伝える
仕事上で依頼するときは、年上の人生の先輩という立場を尊重して丁寧に接しました。
ただ、率直にお願いするようにしました。「配慮はしたが、遠慮はしなかった」ということです。
「Aさんのこれまで経験を活かして工場のために力を貸していただけませんか?」
という気持ちでお願いしていました。
この思いが通じたのか、快く引き受けていただきました。
まとめ
一年間、Aさんと一緒に仕事をした後、私は本社の購買部門へ異動となりましたが、Aさんはパートから正社員になられて長く勤めていただきました。
年上の人には、上から押さえつけようとせず、力をお借りするというスタンスで接すれば「人肌脱きますよ」と案外気軽に協力してくれるものですよ。
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