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【調達・購買】コストダウン交渉準備をするための時間確保術

【調達・購買】コストダウン交渉準備をするための時間確保術

 

コストダウン交渉の準備をしようと思っている。

でも、今、忙しいから落ち着いたらやろうとして、先送りしてしまうことってありますよね。

 

忙しいとつい先送りしたくなりますが、コツコツ準備できるようになったらいいですよね。



■早くとりかからなければ・・・とモヤモヤしなくてすむ

■交渉直前でバタバタしなくてすむ

■交渉後にちゃんと準備しておけば・・・と後悔しなくてすむ

■休みの日は、仕事のことを考えずにゆっくりできる



というふうに、コツコツ準備できるといいことがあります。休みの日は、好きなことをして気分転換したいですよね。

 

でも、目先の納期調整とか、今すぐにやらなくてはいけないことがたくさんある。

新たな仕事や問い合わせもどんどん入ってくる。


そういときは、時間の使い方を見直していきましょう。

 

仕事がたくさんたまっているときは、つい目の前の仕事から手をつけたくなりますが、仕事をする順番を工夫すると、効率良く進めることができるようになります。「今すぐにやらなくていいこと」に、すぐ手をつけないようにすることが大切です。



「コストダウン交渉準備をするための時間確保術」について説明していきますね。


コストダウン交渉準備をするための時間確保術

 

 

ステップ1 頭の中にある「やらなきゃいけないこと」を紙に書き出す

まず、まず頭の中にあるものを出して、スッキリさせます。


(例)

■取引先A社の品質クレームへの対応

■コストダウン交渉の準備をする

■取引先Cがアポなし来社(ご挨拶)

■気分転換でスマホのゲームをする



といった感じで、思いついたものから順番に書き出していきます。




ステップ2 仕分けをする

書き出したやるべきことを、4つに分けます。



① 「緊急で、重要なこと」(最優先でやるべきこと)

② 「緊急でない、重要なこと」(時間をとってコツコツ進める)

③ 「緊急だけど、重要でないこと」(あまり時間をかけず手際よく対応する)

④ 「緊急でも、重要でもないこと」(なるべくやらない)



(例)

■取引先C社の品質クレームに対応する

⇒①「緊急で、重要なこと」(最優先でやるべきこと)

 

■コストダウン交渉の準備をする

⇒②「緊急でない、重要なこと」(時間をとってコツコツ進める)

 

■取引先Cがアポなし来社(ご挨拶)

⇒③「緊急だけど、重要でないこと」(あまり時間をかけず手際よく対応する)

 

■気分転換でスマホのゲームをする

⇒④「緊急でも、重要でもないこと」(なるべくやらない)




ステップ3 「緊急でない、重要なこと」から時間を確保する

「緊急でない、重要なこと」(時間をとってコツコツ進める)から時間を確保します。


(例)

■コストダウン交渉の準備をする

⇒②「緊急でない、重要なこと」(コツコツ時間をとってやること)


朝、出勤してすぐにとりかかる。

※社内の関係部門や取引先からの問い合わせが少ない、朝の時間帯がおすすめです。




ステップ4 最初はすぐにできそうなことから始める

3分以内にできそうなことを用意しておいて、まず、それをやっていきます。

 

 

(例)

■取引先A社の○○部品の購入実績を確認してみる

■○○部品の所要計画を確認してみる

■○○部品の過去のコストダウン実績を確認してみる

■コストダウンのアイデアを1つ書き出す



という感じで、なにか1つすぐにできそうなことをやっていきましょう。




まとめ

頭の中でぐるぐる考えているよりも、自分がやらなければいけないと思っていることを書き出して、頭の中のスペースを空けるとスッキリします。

 

 

  • 「今すぐにやらなくていいこと」に、すぐ手をつけないようする。
  • 「緊急でない重要なこと」(コストダウン交渉の準備)は、まず3分、すぐにできることから始めてみる。


1つできたたら、「先送りしている自分」ではなくなります。

 

「やってないからやらなきゃ」という自分へのプレッシャーから解放されて、スッキリした気分で進められるようになりますよ。




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