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【調達・購買】毎期のコストダウン交渉の段取り4ステップ

【調達・購買】毎期のコストダウン交渉の段取り4ステップ

 

新年あけましておめでとうございます!


引き続き、調達部門でお仕事をされているみなさまを中心に、お役に立つ記事をアップしていきますので、本年もよろしくお願いいたします。


「目先の仕事に追われて、コストダウン交渉の準備ができてない!」ってありますよね。

交渉直前になってバタバタするのは嫌ですよね。

 

早めに準備しておいた方が、絶対いいですよ。

 

 

■取引先から質問されたときに、その場で回答できる

■上司からフォローしてもらいやすくなる

■自信をもって交渉に臨める

■コストダウンに協力してもらいやすくなる

 

 

いいことずくめです。

でも、他にやることがあるし、準備に時間がかかるから、後回しにしたくなる・・。

準備に時間がかかりそうな仕事なことをするときは、あらかじめ必要な情報をそろえておくと進めやすいです。

私は、まず事前に情報をそろえておくことから始めていました。

 

必要な情報さえそろえておけば、あとは、交渉で伝えたいことを資料にまとめるだけで済みますよ。


毎期のコストダウン交渉の段取り4ステップについて説明していきます。

毎期のコストダウン交渉の段取り4ステップ

 

 

段取りステップ1 取引実績

取引先ごとに、コストダウン交渉に必要な数字を把握します。

 

■取引の合計金額

■取引の合計件数

■昨年対比(取引金額の増減)

 

以前と比べて、金額や件数がどう変化しているのか確認できるように、製品別にそろえておくと準備がしやすいです。




段取りステップ2 コストダウン目標を検討する

今回の交渉で取引先に依頼するコストダウンの目標(金額または%)を上司と相談しておきます。

 

目標管理(業績評価)をされていて、すでに決めている方は、その目標を確認しておきます。

 

目標を頭に入れておくだけでも、実現するためにどんなネタで交渉したらいいか、ふとした瞬間にアイデアが浮かぶときがあります。




段取りステップ3 施策候補のアイデア出し

目標を実現するためにどんな施策があるかアイデア出ししておきます。

 

例えば、

■買い方(まとめ買いなど)

■仕様変更(合理化など)

■相見積(競合づくりなど)

 

という感じで、取引先別に、検討中に施策を含めて確認しておきます。




段取りステップ4 関係部門や取引先と話をする

関係者へ情報収集していきます。

 

■買い方⇒生産部門

■仕様変更⇒技術部門

■相見積⇒他の取引先

 

短期的にコストダウン効果が見込める施策と、じっくり時間をかけて取り組んで効果を見込む施策と分けておいて、それぞれ交渉していくと、来期以降の「種まき」にもなります。




まとめ

早めにコストダウン交渉の準備としておくというのは、調達業務に対しての「意気込み」をアピールするということにもつながります。

 

あなたの上司や、取引先の営業マンに、「やる気」が伝わると、あなたに協力してもらいやすくなるので後回しにしたくなったときは、まず情報をそろえることから始めてみましょう。



 

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