- 関係部門がコストダウン活動になかなか協力してもらえない・・・。
- 取引先に要望を伝えてもスピーディーに対応してもらえない・・・。
- 何が原因なのか教えてほしい!
このような悩みをお持ちの調達・購買マネジャーの方へ。
調達部門は関係部門と取引先の協力があって成り立つ仕事です。両者からの協力が得られないとと仕事が進まなくなり孤立してしまいますよね。私も調達部門で13年間仕事をしてきたのでよく分かります。
関係部門の協力を得て、取引先に対応してもらえるようになるために大切なことは、調達担当者が「有言実行」の人であることが必要ですよとお伝えしています。
今回は、【調達・購買】調整・交渉を有利に進めるために「有言実行」が必要な理由3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
【調達・購買】調整・交渉を有利に進めるために「有言実行」が必要な理由3つ
1つ目は、本気度が伝わるからです。関係部門や取引先は、調達担当者のみなさんが関係部門に協力をお願いしたり、取引先に要望を伝えるするときに、その内容だけでなく本気度も見ています。例えば、以下のような様子が見られるとなかなか本気度が伝わりません。
本気度が伝わらない伝え方(例)
- 「上司からの指示があったので依頼しています」という姿勢
- 「この仕事をしないと自分の評価が下がるから依頼しています」という姿勢
- 「できるかどうかわからないけど、とりあえず依頼します」という姿勢
関係部門や取引先に協力を求めるのであれば、最後までやり抜くという有言実行の姿勢が必要です。
2つ目は、責任感を示すことができるからです。
責任感とは、
になります。
有言実行の姿勢がある調達担当者は途中で投げ出すことがないので、「この人は責任感を持って仕事をする人だな」という印象を持ってもらえます。
という形で協力してもらいやすくなりますよね。
理由③ 問題やトラブルが起こっても解決できる安心感があるから
3つ目は、問題やトラブルが起こっても解決できる安心感があるからです。
何事もなく仕事を進められるときはいいのですが、問題やトラブルが発生したときの対応の仕方で調達担当者の印象が変わってきます。例えば以下のような姿勢では協力してもらいにくいものです。
- 何をしたらいいかわからず動けなくなる
- 人のせいしてばかりで解決に向けて対応しようとしない
有言実行の姿勢がある調達担当者は、問題やトラブルが起こった時点で原因や解決策がわからなくても、関係者と協力して解決向けて対応しようとします。
まとめ
- 理由① 本気度が伝わるから
- 理由② 責任感を示すことができるから
- 理由③ 問題やトラブルが起こっても解決できる安心感があるから
調達マネジャーさんの部下は、関係部門と取引先に対して有言実行の姿勢を持って対応できていますでしょうか。有言実行の姿勢を持つには、持続的な行動習慣を身につけることがポイントです。部下の育成・指導でお困りのことがありましたら無料でご相談をお受けしていますのでお気軽にお問い合わせください。
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