- 「調整・交渉」をテーマにした研修を実施していると・・・。
- 上司との調整がうまくいかないのでどうしたらいいかわからないという要望がある・・・。
- どのように研修に盛り込めばいいか教えてほしい!
このような悩みをお持ちの研修担当者の方へ。
調整・交渉がテーマなのに、上司の関係についての要望を受けると戸惑いますよね。
調整・交渉の対象者は顧客や取引先などの外部関係者や関係部門が中心になりますが、一番苦労しているのは上司なので、上司に対してどう対処したらいいか教えて欲しいという質問をお受けします。
今回は、【研修担当者向け】上司との「調整」に必要なポイント3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
【研修担当者向け】上司との「調整」に必要なポイント3つ
1つ目は、いきなり本題に入らないことです。
「調整」すべき場面では、上司に対してなにをしてほしいという場面だったり、悪い報告をしなければいけない場面だったりします。そんなときに、上司がその話を受け止めてくれるタイミングなのかどうかを見極める必要があります。そのためには、いきなり本題に入らず、上司の様子を観察することから始めます。例えば、以下のような様子であれば、タイミングを変えた方がいいですね。
上司の機嫌があまりよくない時
上司の体調が良さそうに見えない時
上司が忙しそうにしている時
2つ目は、伝え方を工夫することです。
上司が部下であるあなたの話を受け入れてもいいかなと思える伝え方にすると「調整」がスムーズに行きます。伝え方は、DESC法というアサーティブコミュニケーションを活用することをおすすめしています。
詳しくは、以下のブログでもご紹介していていますので、合わせてご確認ください。
【研修担当者向け】調整・交渉場面で一方的に話す相手に効果的なDESC法とは?
ポイント③ 前向きな言葉で締めくくる
3つ目は、前向きな言葉で締めくくることです。
上司にしてもらいたいことを気持ちよく対応してもらうためには、「前向きな気持ち」を示すことも大切です。例えば以下のとおりです。
- 「〇〇課長にご了承いただき感謝いたします。」
- 「○○課長にご尽力いただくことを励みに今後の仕事に活かしていきます。」
- 「引き続きご指導のほどお願いいたします。」
部下のために一肌脱いで対応してよかったなと思ってもらえるような言葉で締めくくると、次回以降で調整すべき時にも活かすことができます。
まとめ
- ポイント① いきなり本題に入らない
- ポイント② 伝え方を工夫する
- ポイント③ 前向きな言葉で締めくくる
「上司が受け入れやすいタイミングを計り」「受け入れやすい伝え方を行い」「前向きな言葉で締めくくる」という3点を意識して、上司との調整していくことができれば、上司との調整への苦手意識を払拭することができますよ!
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