- 調達担当者がバラバラに動いている・・・。
- メンバーで協力して進めることができていない・・・。
- どうしたらチーム一丸となって取り組めるようになるか教えてほしい!
このような悩みをお持ちの調達マネジャーの方へ。
調達担当者がバラバラに動いていて、機能していないチーム状態を立て直したいですよね。
「チームコーチング」という言葉をご存じでしょうか?
その名のとおりチームをコーチングするという手法ですが、調達マネジャーさんがチームをまとめるために役立つ手法ですのでご紹介できればと思います。
今回は、調達部門の組織力向上に役立つチームコーチングとは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
調達部門の組織力向上に役立つチームコーチングとは?
では、まずチームコーチングについてお伝えしていきます。
チームコーチングとは、
になります。
大切なことは、マネジャーさんのトップダウンで決定して実行するのではなく、メンバーと話し合って決定して実行していくことにあります。
「メンバーと話し合うというのなら、ミーティングと同じではないの?」「ミーティングなら週1回は行っているよ」と感じられたマネジャーさんもいらっしゃるかもしれません。
大切なことは、話し合いの仕方に違いがあるということです。違いは以下のとおりです。
ミーティングでは、マネジャーまたはリーダーが方針を説明し、原則その方針に従って各自実行するための確認の場という位置づけですが、チームコーチングでは、メンバー全員で考え、合意して決定して、役割分担を決めて実行するというものです。
ミーティングの形式では、
という状況になってしまうので、チームコーチングをおすすめしています。
では、チームコーチングはどのように行えばいいのか、ポイントについてお伝えしていきます。
1つ目は、メンバーとの話し合いの場を設けることです。
「調達部門方針を実現するために、チームでどのように進めたらいいか」ということについて話し合う場を用意しましょう。そのときに大切なことは、メンバー一人一人の意見や思いを聴くことにあります。メンバーがどのように考え、どうしたいと思っているのかを話し合いの場に乗せるところから始めます。
2つ目は、チーム方針を決定することです。
メンバーの意見や思いを出し合い、メンバー全員で話し合って決定するというプロセスがあることで、メンバー全員が方針を「自分事」としてとらえることができます。
3つ目は、役割分担を決めて実行することです。
チーム方針が決定したら、実行するために必要な「やるべきこと」について話し合います。その話し合いは、「いつまでに」「誰が」「どのように」実行するのかについて具体化していきます。
チーム全員で決定するプロセスがあることで、「押し付け合い」が減って、「自分から積極的に協力する」というメンバーが出てきやすくなりますので、メンバーに責任感が生まれ、成果を上げる力を高めることができます。
- チームコーチングとは、チームが望むことを明確にして、望む成果をつくるために、チームの力を結集させて、成果が上がるように実行することを手助けするもの
- ミーティングとの違いは、「メンバー全員で考え、合意して決定して、役割分担を決めて実行する」というプロセスをつくることにある
- チームコーチングのポイントは、「①メンバーとの話し合いの場を設ける」「②チーム方針を決定する」「③役割分担を決めて実行する」
チームコーチングは、ミーティングを行うよりも時間と手間はかかりますが、メンバーが「自分事」として責任感を持ち、メンバーと協力して行動することができるようになるために必要なプロセスだと思います。進め方についてご質問がありましたら、無料でご相談をお受けしています。お気軽にお問い合わせください。
入社3年目調達担当者のための応援マインドセットをテーマにした研修を行っています。
(今回ご紹介したチームコーチングに関連する内容も含んでいます)
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