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【調達・購買】コストダウンで成果を上げるためのポイント3つ

【調達・購買】コストダウンで成果を上げるためのポイント3つ

 

 

「コストダウンで成果が上がらない…。」

「取引先との交渉がうまくいかない…。」

「コストダウンの目標を達成できず困っている…。」



といった悩みを抱えてお困りの方、コストダウンの施策を「短期」と「長期」に分けて、並行して取り組むと成果を上げやすいですよ。

 

 

 

それでは、「コストダウンで成果を上げるためのポイント3つ」についてお伝えしていきますね。


コストダウンで成果を上げるためのポイント3つ


 

【ポイント1】「短期施策」と「長期施策」に分けて、現状把握する

まず、コストダウンの施策を「短期」と「長期」に分けて、現状把握します。



(例)「短期施策」

・値下げ交渉(とにかく今よりも安くしてほしい)

・相見積り交渉

・まとめ発注(購入ロットごとの価格交渉)



(例)「長期施策」

・調達先の複数化(競合関係の構築)

・仕様変更(材料変更など)

・合理化(VA・VEなど)

・品質要件の見直し(過剰品質など)



現時点での「短期施策」と「長期施策」の比率(バランス)を把握します。




【ポイント2】 「短期施策」「長期施策」のメリット・デメリットを理解する

次に、「短期施策」と「長期施策」のメリット・デメリットを理解しておきましょう。



「短期施策」(メリット)→すぐに成果を上げやすい。調達単独で対応できる。

「短期施策」(デメリット)→毎期のコストダウン交渉など、継続的な成果は上げにくい。選択肢が限られる。


「長期施策」(メリット)→継続的に成果を上げられる。選択肢を広げやすい。

「長期施策」(デメリット)→すぐに成果が上がりづらい。関係部門の協力が必要。




【ポイント3】 「短期施策」をやりつつ、「長期施策」に着手する

最後に、「短期施策」と「長期施策」の動かし方を決めていきます。



「短期施策」に集中すると、最初は成果が上がりますがどこかで限界を迎えてしまいます。ですので、「長期施策」に着手していきましょう。


「これから始める施策」と「現在進行形の施策」に分けて、動かしていきましょう。



施策を動かすにあたっては、関係部門の協力が欠かせません。関係部門との「距離感」についてもチェックしていきましょう。

 

「距離感」とは、コストダウンで協力してほしいことを気軽に相談できる関係ができているかどうかです。

 

普段、仕事で接点がないと、なかなかお願いしづらいですよね。

 

もし、そういう状況の方は、関係づくりから始めていきましょう。


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まとめ

  •  コストダウン施策を「短期」「長期」に分ける
  • 「短期施策」と「長期施策」のメリット・デメリットを理解する
  •  目先は、「短期施策」を進めながら、「長期施策」に着手する

 

コストダウンは、農作物を育てることに似ています。「種まき」をして「収穫」するまでどうしても一定の時間がかかります。

 

目先の納期調整やトラブル対応、問い合わせ対応で忙しい方が多いと思います。でも、今から「種まき」していけば、きっと数か月後には、収穫(成果)できるようになりますから、チャレンジしてみてくださいね。



 

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