「上司が話を聞いてくれない…。」
「話を聞いてくれないから仕事が進まない…。」
「上司とうまくいっていなくて困っている…。」
そんな悩みをお持ちの方、自分の要求を通すことに頑張ろうとせず、応援するとうまくいきますよ。
今回は、私が調達部門で仕事をしていたときの経験をもとに、上司との接し方について解説しましたので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、「応援する人は応援される(上司編)」についてお伝えしていきますね。
【ポイント1】仕事を教えてくれない…。
新卒で入社した食品メーカーの購買部門に就任した直後の話です。
上司の購買課長から任された仕事は、共同配送センターの在庫管理。
当時5つあった工場の在庫を削減する目的で、工場が毎日必要な数だけ発注できる体制を整えてから半年後のタイミングでした。
取引先から共同配送センターへの在庫指示をするのですが、予想外に発注が上がって欠品になったり、終息品の在庫を大量に抱えてしまい取引先とトラブルになってしまい、うまくいきませんでした。
おまけに、当時は仕事でパソコンを使うという経験がなかったため、一つ一つの操作に苦労していました。
そんな中、わからないことを上司に聞こうとするのですが、
「自分で考えてできるようになりなさい。」
といった感じで、なかなか仕事を教えてもらえなかったのです。
【ポイント2】缶コーヒーの話
仕事がうまくいかず、取引先と工場との板挟みにあって苦労する毎日でしたが、共同配送センターの協力会社との打ち合わせがあって上司と同行する際、上司に缶コーヒーを買って渡そうとしました。
仕事がうまくいかず迷惑をかけてばかりで申し訳ないという気持ちで、なにか自分にできること(応援できること)はないかと考えて行ったのが、「上司のために缶コーヒーを買うこと」でした。
そのとき、上司も私のために缶コーヒーを買ってくれていたのです。
二人で顔を見合わせて笑顔になり、「じゃあ、一緒に飲もうか」となりました。
厳しい上司でしたが、少し上司の気持ちがわかったような気がしました。
【ポイント3】あきらめずにチャレンジし続けたら突破口が見えた
「上司がちゃんと仕事を教えてくれないから」
できない原因を上司のせいにしていたことに気がつきました。
できるかどうかわからないけど、あきらめずにやってみよう。
私が考えたのは、「取引先に在庫管理をお願いすること」でした。
自分一人で管理するのは限界がある。だったら、取引先にお願いするのがいいのではないか。
上司に相談の上、一社一社丁寧に話をして取引先にお任せすることができました。
取引先にお任せできたことを上司に報告したら、
「実は、当初取引先に在庫管理を依頼したけど断られたんだよ。よく話をまとめてくれたね。」
そう言って、とても喜んでくれました。
このとき、私は、
「課長は仕事に厳しいけど、私が難しい仕事にチャレンジして乗り越えることを心待ちにしていたんだな。」
そう感じたのです。
まとめ
難しい仕事を任されて苦労している方。上司はあなたを陰で応援し、あなたがその壁を乗り越えてくれることを心待ちにしています。もうちょっとだけ、あきらめずにチャレンジしてみませんか?
当社では、「応援されるリーダー」育成のための、土台づくりを重視した研修プログラムをご提供しております。また、土台づくりを定着させるための「研修後フォロープログラム」も合わせてご用意しております。
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