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調達購買部門長・マネジャーがチェックしておきたい組織の成熟度レベルとは?

調達購買部門長・マネジャーがチェックしておきたい組織の成熟度レベルとは?


  • 調達・購買部門の組織力を高めて会社の期待に応えたいが・・・。
  • 自分たちの組織がどのくらいのレベルにいるのかわからない・・・。
  • 組織レベルをチェックする方法を教えてほしい!
調達・購買部門の組織力を高めたいとお悩みの調達・購買部門長・マネジャーの方へ。まず、自分たちの組織がどのくらいのレベルにいるのかがわからないと、対策が立てられないですよね。

調達・購買部門の組織レベルをチェックするときにご紹介している組織の成熟度チェック表がございますので、今回のブログでご紹介できればと思います。

今回は、調達購買部門長・マネジャーがチェックしておきたい組織の成熟度レベルとは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。


調達購買部門長・マネジャーがチェックしておきたい組織の成熟度レベルとは?



調達・購買部門の成熟度レベルとは?

まず、調達・購買部門の成熟度レベルについてお伝えしていきます。以下の5つのレベルになります。

調達・購買部門の成熟度レベル(5段階)

  • レベル① 初期段階
  • レベル② 管理されはじめた段階
  • レベル③ 定義した段階
  • レベル④ 定量的に管理された段階
  • レベル⑤ 最適化された段階
レベルごとに解説していきます。

レベル① 初期段階

個人レベルで働いているような組織です。例えば「担当者が休んでしまうと仕事が先に進まない」「やたら書類不備が多い」という組織はこのレベル1に該当するかもしれません。こうした組織では、まず文書化やマニュアル化を進める必要があります。


レベル② 管理されはじめた段階

計画、実行、測定、そして管理がなされはじめたものの、まだまだ課題が多く残されているような組織です。仕事の品質改善が必要だと部内の理解が深まったものの、調達・購買部員個人レベルで対応している状況です。


レベル③ 定義した段階

文書化やマニュアル化の手法が定着した組織が該当します。ようやく組織としての力が発揮されはじめる段階です。しかしまだまだ改善する点はあり、ここから先の段階に進むには、定量的な手法、すなわち数値で判断できるような管理手法で、組織がまとまっていかなければなりません。


レベル④ 定量的に管理された段階

数値的なデータを使って、定量的な業務の管理や分析が始まった組織です。例えば「取引先の財務分析(倒産リスク管理)」など定量的な品質管理が導入されはじめた組織がレベルです。ここまで来たら、あとは測定したデータから、継続的に改善活動ができるかどうかです。


レベル⑤ 最適化された段階

最適化された段階です。組織の業務は文書化がなされており、管理手法が定着し、定量的に業務が管理されています。さらに、その管理の中でデータから組織の問題が点検され、継続的に改善がなされているような組織です。レベル5は組織の一つの終着点ですが、ここから転落しないように注意していかなければなりません。


調達・購買部門の成熟を阻むもの、それが「属人化」

レベル①からレベル⑤まで順調に成熟していけば良いのですが、その成熟を阻むものがあります。それが「属人化」です。

注意しなければいけないのは、調達・購買部門は、「属人化」しやすい部門であるということです。詳しくは以下の関連ブログをご覧ください。

【関連ブログ】調達・購買部員の育成を妨げる「属人化」に対処する方法とは?

調達・購買部員の育成を妨げる「属人化」に対処する方法とは? つい忙しくて調達・購買部員たちに任せきりに・・・。どのように仕事を進めているのか把握できず「属人化」してしまっている・・・。どのように把握すればいいか教えてほしい!このような悩みをお持ちの調達・購買部門長・マネジャーの方へ。自分の仕事をこな...
 


組織の成熟度は、外部環境によって変化する

もう一つの注意点として、組織の成熟度は、外部環境によって変化することです。例えば、以下のとおりです。

外部環境によって変化した組織の成熟度レベル(例)

  • 取引先交渉には最新の注意を払って対応できていた(成熟度レベル④)
  • 公正取引委員会の通達により、これまで社内でOKとしていた対応がNGであることがわかった(成熟度レベル③から再スタート)

まとめ

  • 調達・購買部門の成熟度レベルは5段階に分かれる
  • 調達・購買部門の成熟を阻む「属人化」に注意する必要がある
  • 組織の成熟度は、外部環境によって変化する
組織の成熟度レベルをチェックすることで、現在地を理解することができます。たとえ今のレベルが満足のいくものでなかったとしても現状把握することで、これからすべきことが見えてきます。無料相談の中で一緒にチェックさせていただくことも可能ですので、お気軽にお声がけください!


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