- 上司から若手社員のコミュニケーション力強化をテーマにした研修を準備するように指示を受けたが・・・。
- 「聴き方」「話し方」が中心の研修では物足りない気がする・・・。
- 研修を企画する際にどのような点に気をつければいいか教えてほしい!
このような悩みをお持ちの研修担当者の方へ。
若手社員向けにコミュニケーション力を強化したいので研修の提案してほしいというお問い合わせをいただくことがありますが、ご提案の際に意識していることについて、今回のブログでご紹介できればと思います。
今回は、【研修担当者向け】若手社員のコミュニケーション力強化に欠かせない「目的意識」とは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
【研修担当者向け】若手社員のコミュニケーション力強化に欠かせない「目的意識」とは?
若手社員のコミュニケーション力強化に最も必要なことは「目的意識」を持つこと
まず、若手社員のコミュニケーション力強化に最も必要なことについてお伝えしていきます。
それは、
ことです。
日々、仕事で関係する人たちとコミュニケーションを取っていますが、コミュニケーションに対しての目的を意識していない若手社員の方が多いと感じます。例えば、以下の通りです。
目的を意識できていないコミュニケーションの取り方(例)
- 話の内容がわかりづらい
- 相手に何をしてほしいのかがわからない
- 理解するために「必要な情報」がなく、「必要でない情報」が盛り込まれている
コミュニケーションの目的とは、相手に対して「行動を促す」こと
では、コミュニケーションの目的とは、どのようなものでしょうか。
それは、
ことです。
一言でお伝えするとすれば、自分の仕事を進める上で、仕事の関係者に対してしてほしい行動を促すためにコミュニケーションを取っていると言えます。
目的意識を理解していないと、研修で「聴き方」「話し方」を学んでもなかなかコミュニケーション力を高めることは難しいものです。
このようなことにならないように研修を企画することが必要です。
研修を企画するときに「目的意識」を盛り込むことが重要
では、研修を企画するときにどのようなことに注意したら良いのでしょうか。それは、研修を企画するときに「目的意識」を盛り込むことです。
研修における目的意識とは、
ことです。
例えば、以下のとおりです。
- 自分が担当する仕事を関係者に協力してもらいながら進められるようになりましょう(研修目的)
- そのためには、関係者に協力を促すためのコミュニケーション力強化が必要です。(研修理由)
- 今回のコミュニケーション力強化研修で、関係者に協力を促す「聴き方」「話し方」について習得しましょう。(研修ゴール)
このように、研修を企画するときに「目的意識」を盛り込むことができると、「なぜこの研修を受ける必要があるのか」を理解した上で、受講していただくことができます。それにより学習意欲を高めることができ、職場で実践していただくことにもつなげることができます。
まとめ
- 若手社員のコミュニケーション力強化に最も必要なことは「目的意識」を持つこと
- コミュニケーションの目的とは、相手に対して「行動を促す」こと
- 研修を企画するときに「目的意識」を盛り込むことが重要
若手社員のコミュニケーション力強化を研修で行う際に参考にしていただけたらと思います。応援のチカラでは、ご事情やご要望に合わせて若手社員のコミュニケーション力強化に関する研修をご提案することが可能です。お気軽にお声がけください。
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