- 若手社員のモチベーションが低い・・・。
- 若手社員向けの研修を実施しているけど効果を実感できない・・。
- どうしたら、若手社員のモチベーションをアップさせることができるか教えてほしい!
いろいろ準備して臨んだのに、研修効果が上がらないとつらいですよね。
もしかしたら、スキルアップよりもまず主体的な貢献意欲を伸ばす方が先かもしれません。
チームやお客様の役に立ちたいという気持ちを持つことがスキルアップしようということにつながるからです。
今回は、スキルアップよりもまず主体的な貢献意欲を伸ばす方が大事な理由3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
スキルアップよりもまず主体的な貢献意欲を伸ばす方が大事な理由3つ
主体的な貢献意欲とは?
まず、主体的な貢献意欲についてお伝えしていきます。
主体的な貢献意欲とは、
のことです。
上司や先輩の指示・命令ではなく、自ら進んで役立ちたいという思いを持つことは、自律型人材の育成には欠かせない要素になります。
以下のブログでも詳しくお伝えしていますので、合わせてご覧ください。
「主体的な貢献意欲」が自律型人材育成に必要な理由3つ
「主体的な貢献意欲」が自律型人材育成に必要な理由3つ
指示を出さないと動けない入社3年目の部下がいる…。チームや周りの人の仕事にも関心がなさそうな気がする…。そろそろ自律して一人立ちしてほしい!4月には新たな新入社員の受け入れをしなければいけない中、まだまだ自律できていない部下がいると、そろそ...
それでは、理由についてみていきましょう。1つ目は、スキルアップ自体を目的化させないためです。
受講者様のアンケートを拝見する機会がありますが、「普段の仕事では得られない知識を研修で学べてよかった」と書かれる方がいらっしゃいます。それ自体はとても素晴らしいことなのですが、そこで満足してしまうと研修効果が半減してしまいます。それがスキルアップ自体が目的化してしまっている状態です。この状態を回避するには以下の対応が必要です。
【スキルアップ自体を目的化しないためのポイント】
- 「研修目的」と「研修のゴール」を受講者の上司と受講者へ丁寧に説明する
- 受講対象者が抱えている課題について所属部門へヒアリングして研修に反映させる
- 階層別研修を行う場合は、所属部門へ年次ごとに求められる人物像と必要なスキルマップについて所属部門へ共有する
2つ目は、モチベーションがアップするからです。
スキルアップにフォーカスしてしまうと、「まだ役立つスキルが身についていなから」と自信を持てなかったり、「もうちょっとスキルアップしてからやろう!」と新しい仕事にチャレンジすることを先送りしてしまいがちです。
チームやお客様の役に立ちたいという貢献意欲を高めると好循環サイクルが回り始めます。
【好循環サイクル】
3つ目は、成長課題が具体的になることです。
チームやお客様のために行動することができるようになってくると具体的な課題が見えてきます。その課題をクリアするためにスキルアップしようという意欲が生まれるので、研修効果を高めることができます。例えば以下のとおりです。
【成長課題が具体的になる例】
- チームのために貢献しようとミーティングで議事録係を申し出た
- チームから喜ばれた
- 一方で、議事録の書き方に課題を感じた
- もっとチームに喜ばれる議事録を書けるようになるためにスキルアップしようと思った
- 理由① スキルアップ自体が目的化してしまう
- 理由② モチベーションがアップする
- 理由③ 成長課題が具体的になる
スキルアップ自体が目的になってしまうと、チームやお客様の役に立とうという気持ちが薄れてしまいますので注意が必要です。若手社員のみなさまが、このバランスが取れているか確認することから始めてみてくださいね!
今回のブログでお伝えした貢献意欲を高める研修を行っています。
無料でご相談をお受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。
研修担当者様、調達マネジャー様向けに「入社3年目育成研修」に関するご相談を無料でお受けしています。
お気軽にお問い合わせください。
↓
お問い合わせフォーム