新年、明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします!
【入社3年目社員育成・応援宣言!】
2023年は、入社3年目社員のみなさまの育成を応援します!
研修講師の仕事をしていますと、入社3年目社員の課題について以下のお話しを伺うことがあります。
- 3年目社員に求められる役割を理解できていない
- 自分で考えて行動することができていない
- チームで協力して仕事をする進めることが苦手
- 後輩指導を任せたいが不安がある
- 上司のサポートをしてほしいができていない
そこで、2023年は「入社3年目社員育成」に関連するテーマでブログをアップしていきます。
また、「調達部門向け」「一般向け」それぞれでアップしていきますので、興味をお持ちになったブログをご覧いただけたらと思います。
今回は、入社3年目社員の理想と現実とは?についてお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
入社3年目社員の理想と現実とは?
入社3年目社員の理想とは?
入社3年目社員の理想像についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
入社3年目社員の心境は、マネジャーまたは新入社員教育担当からの指導を受け、任された業務に慣れて一通りできるようになり、ちょっとひと息つきたいなという状況ではないでしょうか。
そんな入社3年目社員に目指してほしい、あるべき姿とはこのようなものではないでしょうか。
【入社3年目社員のあるべき姿】
- 上司・先輩から離れて自律して行動できている
- チームで進める仕事にも積極的に取り組んでいる
- 安心して後輩の指導を任せることができる
- 上司やリーダーのサポートができている
次期新入社員の受け入れ準備をしていく中で、入社3年目社員には「新入社員のお手本」を期待している方が多いと思います。
では、入社3年目社員の現実はどのような状態でしょうか?
会社や部署、社員の年齢構成によって事情は異なりますが、このような状況の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
【入社3年目社員の現実】
- 新入社員の感覚が抜けきれず、いざとなれば上司・先輩が助けてくれると思っている
- チームワークで進める仕事に対して、消極的でマイペースなところがある
- 積極的に新しい仕事や難しい仕事をしようとせず、今の仕事ができればいいと思っている
- 上司の仕事にあまり関心がなく、積極的にサポートしようという意欲が見られない
いわゆる「指示待ち部下」ですね。なるべく負担のかかる仕事は避け、指示されたことだけできればいいと考えている部下です。ある程度は仕事ができるようになったものの、入社3年目の段階で「現状維持」でいいという姿勢ですと、成長させることは難しいですよね。
入社3年目社員は分岐点です。
「現状維持人材」となってしまうか。「自律型人材」に育成できるか。この一年の過ごし方が、将来の仕事への取り組む姿勢に影響します。
そのためには、「自律型人材」へのステップアップできる環境をつくっていくことが重要です。
「自律型人材」に育成するためにもっとも大事なことは、組織に対して主体的に貢献する意欲を高めることです。ポイントは以下のとおりです。
【主体的に貢献する意欲を高めるポイント】
- 組織の方針、部門目標、大切にしている理念や価値観について関心を持つ
- チームメンバーや関係部門、顧客、取引先など、周りの人や関係者の仕事に関心を持つ
- 自分本位で考えるのではなく、組織・チームの視点で自分が求められることについて考える
- 組織・チームの中で自分が貢献できることについて考える
- 入社3年目の理想とは、「自律的な行動」「チームの仕事に積極的」「後輩指導を任せされる」「上司・先輩のサポートができている」
- 入社3年目の現実とは、「新入社員の感覚が抜けていない」「チームの仕事の消極的」「現状維持を優先」「上司・先輩の仕事に関心がない」
- 入社3年目社員は、「現状維持人材」となるか「自律型人材」になるかの分岐点。
なぜ主体的に貢献する意欲を高めると自律型人材育成につながるのか、主体的に貢献する意欲を高めるポイントなどについて次回以降のブログで詳しくお伝えしていきます。
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