- 今年、新入社員が配属される予定がある・・・。
- 目先の対応に追われてしまい準備が後回しになっている・・・。
- 部下の育成を後回しにしないで進めるポイントを教えてほしい!
このような悩みをお持ちのマネジャーの方へ。
配属される新入社員を迎える準備をしなければいけないのに進められないと焦りますよね。
そんな忙しいマネジャーの方でもできる部下育成のポイントをご紹介しています。
今回は、部下の育成を後回しにしないで進めるポイント3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
部下の育成を後回しにしないで進めるポイント3つポイント① 目標設定する
1つ目は、目標設定することです。ポイントは、以下のとおりです。
【目標設定のポイント】
- ふさわしい人物像を書き出す
- 部下の課題を書き出す
- 育成に必要なすべきことを書き出す
ポイントは、目標と現在地のギャップを把握して、目標に近づくために必要なことを書き出していくことです。つまり、目標管理と同じイメージで部下の育成についても目標設定しましょうということです。
なお、部下が新入社員の場合は、「採用面接のときの情報」や「新入社員研修の様子」などの情報収集を行い、課題となりそうな点をピックアップしておきましょう。
まず、ここからスタートです!
【関連ブログ】忙しいプレイングマネジャーでも30分でできる!部下育成のステップ3つとは?
ポイント② 動機づけを行う
2つ目は、動機づけを行うことです。
部下を指導するときには、知識・スキルを教えるだけでなく、部下のやる気に火をつけることとセットで行うことが重要です。なぜなら、前向きにチャレンジできている部下と後向きな部下では、指導を受ける姿勢が変わってくるからです。
何度指導しても一人立ちできない部下は、取り組む姿勢に原因があるものです。効果的な指導を行う上で、動機づけの部分を疎かにせず、進めていきましょう。
【動機づけのポイント】
- 部下の話を聴く(苦手な点、うまく行っていない点をヒアリングしてチャレンジさせる課題を決める)
- 動機づける(課題内容、課題を克服するために必要なこと、課題を克服できたら変わることを話し合い部下の了承を得る)
- フォローアップする(課題に取り組むための時間をとっているか、継続して行動できているか)
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ポイント③ 指導係に任せる
3つ目は、指導係に任せることです。
特に新入社員、若手社員については、指導係をつけて任せていきましょう。理由は以下のとおりです。
【新入社員・若手社員を指導係に任せたい理由】
- マネジャーよりも担当業務を日々対応しているため、詳しく理解している
- 年齢的にも近いため気軽に相談しやすい
- 指導係の部下自身の成長につながる
そのためには、指導係に任せるための準備を行っていく必要があります。ポイントは以下のとおりです。
【指導係に任せるための準備すべきポイント】
- 指導係の人選をする
- 新人教育のゴールを設定する
- あるある課題への対処法を伝授する
ポイントは、指導係に任せきりにするのではなく、教育のゴールを共有しておくことです。必要に応じて途中経過の報告を受けながら、フォローしていくことができれば、マネジャーの負担をかけずに部下の育成を進めることができるようになります。
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- 部下の育成を後回しにしないで進めるポイント①「目標設定する」
- 部下の育成を後回しにしないで進めるポイント②「動機づけを行う」
- 部下の育成を後回しにしないで進めるポイント③「指導係に任せる」
ポイントは、まず部門内でできることをやっていくことです。進めていく中で、例えば、指導係の指導スキルを高めるための「OJT指導研修」を受けさせた方がより効果が上がりそうだなといった課題感が見えてきます。その際は、ご相談をお受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。
新型コロナウイルスの影響が続く中、人事部が積極的に従業員のモチベーション向上に関わり、従業員満足度の向上につなげていきたいとお考えの人事部様、研修担当者様向けに「部下のモチベーション向上」研修に関するご相談を無料でお受けしています。
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