- 部下がレベルアップするために必要な課題はわかっている…。
- でも、どうやって部下に伝えたらいいかわからない…。
- 部下が前向きに課題へ取り組めるように動機づけできるようになりたい!
このような悩みを抱えているマネジャーの方へ。
部下が後向きな気持ちで嫌々取り組んでいる姿は見たくないですよね。
このようなときは、部下との面談での伝え方が大切です。
今回は、部下を前向きにチャレンジさせるためのポイント3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
部下を前向きにチャレンジさせるためのポイント3つポイント① 部下の話を聴く
1つ目は、部下の話を聴くことです。そのためには、部下と面談する前に部下を観察して、チャレンジさせたい課題を決めておきます。
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その上で、チャレンジさせたい課題について部下がどうとらえているのか聴いていきます。以下の点に注目しながら聴いていきましょう。
【部下への質問】
- 「仕事でこの部分は「苦手だな」「課題だな」と思っているところはある?」
【注目ポイント】
- 仕事がうまくいっていない点があり、課題感を持っているが、なにが課題かわからない?
- 仕事がうまくいっていない点があり、課題感を持っていて課題はわかっているが、対策がわからない?
- 仕事がうまくいっていない点があり、課題感を持っていて課題に取り組んでいるがうまくいっていない?
部下が感じている課題感とマネジャーが取り組ませたい課題のズレがないか確認していきます。もし、部下が挙げた課題感が別のテーマだった場合は、マネジャーの方で取り組む順番の優先順位をつけていきましょう。
ポイント② 部下を動機づける
2つ目は、部下を動機づけることです。部下が前向きに課題に取り組めるように伝えていきましょう。ポイントは以下のとおりです。
【動機づけのポイント(文章作成力の課題)】
- 課題の内容は?(資料作成に時間がかかっているようだね)
- 課題を克服するために必要なことは?(文章を作成するための型を覚えることが必要だと思う)
- 課題を克服できたらなにが変わるのか?(型を覚えたら資料作成が効率良くできるようになるよ)
動機づけの最後に課題に取り組むことについて部下本人の了承をとりましょう。部下自ら決めて行うことで「やらされ感」が減り、やる気を引き出すことができるからです。
ポイント③ フォローアップする
3つ目は、フォローアップすることです。課題への取り組み状況について改めて観察し、必要に応じてフォローアップしていきます。フォローのポイントは以下のとおりです。サポート方法については、関連記事と合わせてご覧ください。
【フォローアップポイント】
- 課題に取り組むために必要な時間を取っているか?
- 課題を克服するまで継続して行動できているか?
- 自分は課題を克服できると信じているか?
(関連記事)
- 部下を前向きにチャレンジさせるためのポイント①「部下の話を聴く」(部下の課題感とマネジャーが取り組ませたい課題とのズレがないか確認する)
- 部下を前向きにチャレンジさせるためのポイント②「部下を動機づける」(課題に取り組むことで得られることを伝え、本人の了承得る)
- 部下を前向きにチャレンジさせるためのポイント③「フォローアップする」(取り組む時間の確保、継続性、マインドについてフォローアップする)
「苦手にしていること」「課題に感じていること」は、誰でも手をつけたくない、後回しにしたいと思うものですが、部下がレベルアップするためには欠かせない取り組みでもあります。部下の成長意欲を引き出すために、マネジャーご自身が同じような課題を克服した経験談などを話して、部下を励ましながらチャレンジさせていきましょう!
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