- 完璧主義な部下がいる・・・。
- 完璧主義の性格が仕事に影響している気がする・・・。
- 完璧主義な部下への接し方を教えてほしい!
このような部下を抱えてお悩みのマネジャーの方へ。
完璧主義の部下にどう接したらいいかわからないとつらいですよね。
完璧主義の部下の特徴を理解して接し方を工夫してみるといいかもしれません。
今回は、完璧主義な部下への対処ポイント3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
完璧主義な部下への対処ポイント3つ
まず、完璧主義な部下の特徴について見ていきましょう。
【完璧主義な部下の特徴】
- こだわりが強い
- 理想が高い
- 負けず嫌い
- 周りの評価を気にする
- 他人にも完璧を求める
完璧主義の特徴として、何事にも手を抜かず丁寧に進められるため質の高い仕事ができます。そのため仕事相手からの評価が高く信頼されます。一方で、完璧を求めるあまり、細かい部分にもこだわってしまうため必要以上に時間がかかって進まないといったこともあります。また、自分にも他人にも厳しくなりやすくイライラしたりストレスを溜めてしまいがちです。
完璧主義な部下への対処ポイント3つ
では、完璧主義な部下にどのように接したらよいのでしょうか?対処ポイント3つです。
1つ目は、仕事のゴールを具体的に示すことです。完璧主義な部下は、自分の中での理想やこだわりがあるので、あらかじめ仕事相手が求めるゴールを具体的に示すことが大切です。また、部下が仕事相手とのコミュニケーションがうまくいっていないようであれば、仕事相手が求めるゴールを確認するように促していきましょう。
(例)
- 「報告資料の作成をお願いします。出来上がりはこんなイメージでお願いします。」
- 「〇〇の件、お客様に出来上がりのイメージについて聞いてみたら進めやすくなるかもしれないよ。」
2つ目は、仕事の仕上がりについて具体的に褒めることです。ポイント①で仕事のゴールを具体的に示すとお伝えしましたが、その結果についても具体的に褒めていきましょう。完璧主義な部下は、自分の仕事ぶりを認めてもらいたいという気持ちが強いので仕事の仕上がり具合について褒めることが大切です。また、そのことで仕事の仕上がり具合を理解することができますので、同様の仕事に対しても同じように取り組むことができるようになります。
(例)
- 「報告資料、出来上がりのイメージとぴったりだよ。ありがとう。次のときも同じようにお願いします。」
- 「〇〇の件、お客様からお褒めの言葉をいただいたよ。引き続き、よろしくお願いします。」
ポイント③ 周りの人と一緒に仕事をする機会をつくる
3つ目は、周りの人と一緒に仕事をする機会をつくることです。完璧主な部下は、自分だけでなく周りの人にも高い基準をもっているため厳しくなりがちです。他人のミスや失敗を許せずストレスを溜めていることもあります。周りの人と一緒に仕事をすることで自分には持っていない仕事相手の強みや良さに気づくことができるようになれば、自分一人で抱えこまずに人に任せたり頼ったりすることできて仕事を進めやすくなります。
(例)
- 「〇〇の件は、Aさんに手伝ってもらうといいよ。〇〇の対応は長年経験しているから得意なんだ。話をしておくから一緒にやってみてください。」
- 完璧主義な部下の特徴は、「こだわりが強い」「理想が高い」「負けず嫌い」「周りの評価を気にする」「他人にも完璧を求める」
- 完璧主義な部下への対処ポイントは、「仕事のゴールを具体的に示す」「仕事の仕上がりについて具体的に褒める」「周りの人と一緒に仕事をする機会をつくる」
一見、完璧主義な部下はやりづらさを感じるかもしれませんが、部下の強みや良い面を任せる仕事にフィットできるようにマネジャーの方がフォローできると、仕事相手や周りの人たちから頼りにされる存在になれますので、ぜひやってみてください!
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