「部下が設定する目標が低く、成長意欲が感じられない…。」
「部下との面談でやる気を引き出したい!」
と感じている調達マネジャーの方、いらっしゃいませんか?
今回は、部下との面談でやる気を引き出すポイントについてお伝えしていきます。
「目標設定」のフォローの仕方がポイントです。
それでは、「部下の目標管理でやる気を引き出すポイント3つ」についてお伝えしていきますね。
部下の目標管理でやる気を引き出すポイント3つ
【ポイント1】 部下の目標設定は、「SMART」ルールで確認する
「部下と半期に一度、目標管理の面談を行い、その結果で業績評価をして、賞与に反映させる」という会社が多いのではないでしょうか?
部下との面談で最も大切なことが「目標設定」です。
部下が掲げる目標を「SMARTルール」で目を通してみましょう。「SMARTルール」に沿って目を通していくと、部下に合った目標設定になっているかどうかが見えてきます。
「SMARTルール」とは、目標設定に必要な5つの要素を表したものです。
(S)Specific(具体的)
(A)Achievable(達成可能)
(R)Relevant(価値観と一致している)
(T)Time(期限)
(例)「部下の目標設定」
(T)2021年9月30日までに、(S)主要取引先A社からB社へ変更することで、(M)年間コストダウン額〇〇円、コストダウン率〇〇%を実現する。(R)会社と自分が発展していくために最優先で行うべきことだから。
【ポイント2】 面談では「価値観と一致した目標」になるよう話し合う
部下のやる気を引き出すには、(R)Relevant(価値観と一致している)に注目しましょう。
【ポイント1】の例では、
「(R)会社と自分が発展していくために最優先で行うべきことだから」とお伝えしました。
部下が仕事で大切にしている価値観はなんでしょうか?
質問されてすぐに答えられる部下であれば、その価値観と目標が一致しているかどうかを確認すればOKです。
ですが、すぐに即答できない部下もいると思います。
そのときは、部下との面談で、
「会社と自分が発展していくために最優先で行うべきことだから。」ということ共有しましょう。
会社で仕事をしている以上、
「会社と一緒に発展・成長していくことが、部下にとっても、会社にとっても幸せなことである。」
「だから、所属している調達部門で掲げている最重要目標の「コストダウン実現」に向けて一緒にがんばろう。」
といったことを部下との面談で共有しておきましょう。
そうすることで、部門目標を「自分ごと」としてとらえることができます。
【ポイント3】 部下の目標達成のために後押しできることを考える
最後に、部下との面談前に、部下の目標達成のために後押しできることがないか考えておきましょう。
研修では、部下は「主役」を担当、マネジャーさんは「総合演出」を担当していると想像してみてくださいとお伝えしています。
「主役」である部下を引き立たせるには、どんな環境「舞台」を用意したらいいか?
そんなふうに考えてみると、後押しできることがでてくるはずです。
部下から相談を受けたら回答できるように準備しておくと、「自分のためにサポートしてもらえてうれしい」と感じて、やる気を引き出すことができます。
(例)部下の目標達成のために後押しできること
1、課題の「関係部門との調整」に関連する研修受講を勧める
2、調達業務に役立つ参考本を勧める
3、時間の使い方が苦手な部下に、優先順位についてアドバイスする
4、苦手の文書作成のコツについてアドバイスする
5、困ったことがあったら、相談に乗ることを約束する
まとめ
「仕事で大切にしている価値観」については、いきなりだと戸惑うかな?と思う部下の場合は、ちょっとした雑談の中で「仕事へのやりがい」「楽しさ」について話をしてみることからはじめてみてくださいね。
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