「関係部門との調整を任されているけど、うまくいかない…。」
「周りを巻き込んで仕事を進められるようになりたい!」
と、感じて調達部門で仕事をされている方、いらっしゃいませんか?
今回は、仕事相手に協力してもらえるようになるために押さえておきたいポイントについてお伝えしていきます。
ポイントは、「依頼された仕事の受け方」です。
それでは、「また一緒に仕事がしたい!と思われる人には?」についてお伝えしていきますね。
【ポイント1】 「主体的」である
1つ目は、主体的であることです。
主体的とは、「前向きに仕事を受ける」ということです。
調達部門は、関係部門や取引先から依頼や問い合わせ、苦情などを受ける機会が多いですよね。
そのとき、どんなふうに受けていますか?
「ああ、忙しいのにまた仕事が増えちゃったな・・・。」
「この仕事、面倒くさいな・・・。」
といったことを感じながら仕事を受けてしまうと、言葉には出さなくても相手に「後向き」な印象を持たれてしまいます。
「後向き」な人だと、「また、一緒に仕事がしたい!」とはなりづらいですよね。
【ポイント2】 「仕事の割り振りができる人」になる
では、「前向きに仕事を受ける」にはどんなことをすればいいのでしょうか?
それが、「仕事の割り振り」をすることです。
「仕事の割り振り」とは、「私はこれをやりますので、あなたはこれをお願いしますね。」と自分から伝えることです。
相手からすれば、「この人は、依頼した仕事をやり遂げようと前向きだな」という印象を持ちます。それが、「この人は仕事がしやすい人」だなと思ってもらえることにつながるのです。
【例】生産部門から納期調整の依頼があったとき
(生産部門Aさん) 「A社の〇〇部品の納期を前倒ししてほしいのですが?」
(あなた) 「了解です。取引先と調整しますので、工場にデッドラインの日にちを確認してもらえますか?」
(生産部門Aさん) 「了解しました。工場に確認しておきます。」
【ポイント3】 感謝の気持ちを伝えられる人になる
仕事が一段落したときに感謝の気持ちを伝えていますか?
ポイントは、「割り振りした仕事」に協力してくれたことに対して感謝の気持ちを伝えることです。
依頼された仕事をメインで対応するのはあなたです。
でも、その仕事をあなただけで完結させるのではなく、依頼した仕事相手に協力してもらい、協力してもらったことに対して感謝の気持ちを伝える。協力したことで感謝してもらえたらうれしいですよね。
そうすると、「あなたとの仕事はしやすいな」「また一緒に仕事がしたいな」と思ってもらえるようになります。
それによって、別の仕事で相手に協力してもらうときに協力してもらいやすくなります。なぜなら、あなたと協力して仕事をするとうまくいくことを理解しているからです。
【例】生産部門から納期調整の依頼があったとき
(生産部門Aさん)「A社の〇〇部品の納期を前倒ししてほしいのですが?」
(あなた)「了解です。取引先と調整しますので、工場にデッドラインの日にちを確認してもらえますか?」
(生産部門Aさん)「了解しました。工場に確認しておきます。」
(あなた)「A社の〇〇部品、前出しのOKもらえました。」
(生産部門Aさん)「ありがとうございます。助かりました。」
(あなた)「こちらこそ、Aさんにもご協力いただいてありがとうございます。助かりました。またよろしくお願いします。」
まとめ
仕事を頼まれたときは、相手との距離を縮めるチャンスです。自分一人でなんとかしなきゃと思うと苦しくなります。相手にも協力してもらいながら進められるようになると、「自分」にとっても、「相手」にとっても、仕事がしやすくなりますよ。
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