「関係部門にお願いしてもきちんと対応してくれない…。」
「関係部門へ仕事をお願いするコツを知りたい!」
そう感じながら調達部門で仕事をされている方、いらっしゃいませんか?
関係部門に協力してもらえるようになるための「社内コミュニケーション力の高め方」について、複数回に分けて解説しています。
今回は、「関係部門に仕事をお願いするコツ」についてお伝えしていきます。
それでは、社内コミュニケーション力の高め方⑤についてお伝えしていきますね。
前回は、「コーチングスキルは気持ちを込めて活用する」についてお話をしました。
今回は、その続きです。
【調達部門と関係部門の違いを理解する】
【相手が話を聴いてくれるための準備をする】
【コーチングスキルを活用する】
【調達・購買】社内コミュニケーション力の高め方③【ポイント1】 あなたの仕事を理解してもらう
これまで「相手の仕事を理解しましょう」ということをお伝えしてきましたが、「応援される人」になる準備ができたら、今度は相手にあなたの仕事を理解してもらうことが大切です。
「あなたを応援したい!」
「でも、どうやって応援したらいいかわからない」
そうなってしまったら、応援してもらえないからです。
あなたを応援してもらうために、「目標」「目標を実現するためにしていること」「あなたに協力してほしいこと」を伝えていきます。
(例)
「目標」→「コストダウン〇〇%を実現したい」
「していること」→「取引先A社から取引先B社へ変更することで実現したい」
「協力してほしいこと」→「B社へ変更する際に、技術評価をお願いしたい」
【ポイント2】 「お願い上手」になる
協力してほしいことをお願いするときに、ただお願いするのではなく、「お願い上手」になりましょう。
ポイントは、ひと手間かけて「私はこれをやりますので、あなたはこれをお願いします。」と伝えることです。
(例)取引先B社の技術評価をお願いする
「私は、取引先にサンプルを手配しますので」
「〇〇さんに、技術評価をお願いできますでしょうか?」
相手任せにせず、ひと手間かけて、きちんとしてほしいことを伝えることで、相手も協力しやすくなります。
【ポイント3】 相手を後押しする声かけをする
相手にお願いしたいことを伝えたら、相手を後押しする声かけをしましょう。
声かけとは、「相手をやる気にさせる」ことです。
こちらで協力するとしても、最終的には相手にお任せして、対応してもらわなければなりません。
そのときに、「最後までやりきるんだという気持ちになってもらう」ことが必要なためです。
【声かけフレーズ例】
1、「ぜひ、〇〇さんにお願いしたいのです。〇〇さんしかいないのです。」(お願いする時)
2、「〇〇さんのおかげです。〇〇さんと一緒に仕事ができてうれしいです。」(感謝の気持ちを伝える時)
3、「〇〇さんなら、大丈夫ですよ。」(励ましたい時)
まとめ
「お願い上手」になるということは、「あなたを応援したい人がどう応援したらいいかを示すこと」です。その、「もうひと手間」によって、周りの人から応援してもらえるようになりますよ。
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