関係部門が協力してくれない…。
調達部門だけでは仕事が進まないなと感じること、ありませんか?
私も調達部門で仕事をしていたときに経験しました。
「取引先とのコストダウン交渉がうまくいかなくなったとき」です。
関係部門に協力してしてもらえないと厳しいな…。そう感じました。
日頃からコストダウン活動に協力してもらえる関係性をつくっておくと、取引先とコストダウン交渉するときにスムーズに進められるようになりますので、ぜひチェックしてみてください。
ポイントは、いきなりコストダウンの協力を求めるのではなく「下準備」をおくことです。
それでは、「関係部門にコストダウンの協力をしてもらうための下準備とは?」について説明していきますね。
関係部門にコストダウンの協力をしてもらうための下準備とは?
ポイント1 関係部門がどんな仕事をしているか把握する
まず、関係部門の主な仕事内容を理解しておきます。
(例)技術部門
■新製品の製品仕様書作成
■製品仕様書に基づいた技術評価、試験
■既存製品の合理化活動
仕事内容を確認するには、「会社のホームページ」「社内で共有している情報」「社内打ち合わせの議事録」といった情報をチェックしてみましょう。技術部門の担当者に確認すると、より理解を深めることができます。
ポイント2 コストダウンへの協力姿勢を把握する
次に、コストダウンへの協力姿勢を把握します。
どんなときに「協力的」で、どんなときに「消極的」なのか、といった感じで把握します。
(例)技術部門
■新製品に関わるコストダウンには協力的(予算の範囲内にしたい等)
■原価が高い製品についてのコストダウンには協力的(営業部門からの要請がある等)
■毎期のコストダウンには消極的(取引先単位でコストを把握していない等)
一般的に技術部門の場合、「新製品のコストダウンに協力的」、「毎期のコストダウンに消極的」な会社が多いですね。
みなさん、それぞれの会社状況や役割分担等があると思いますので、これまでの協力姿勢について振り返ってみましょう。
ポイント3 調達部門が関係部門に求めることを整理する
最後に、調達部門が関係部門に求めることを整理します。
(例)調達部門から技術部門に求めること
■毎期の取引先とのコストダウン交渉に協力してほしい
■既製品のコストダウンに協力してほしい
ポイント2の「協力的」「消極的」で書き出したものをもとに、関係部門に求めることを書き出していきましょう。
まとめ
協力してもらうためには、このギャップを理解することがとても大切です。
コストダウンに協力してもらう関係性をつくるために、「下準備」からはじめてみてくださいね。
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