「わかりました!やっておきます〜。」
返事はいいけど、ちゃんとやってくれない・・・。そういう人いませんか?
調達の仕事は、自分で最後までやるというよりも、関係部門や取引先の担当者に依頼して進めていくことが多いので、きちんと対応してもらえるようにできるかどうかが、仕事の質に影響します。
ポイントは、相手にしてもらいたいことを具体化して、お互いに共有しておくことです。
「自分がこうしたいと思うこと」
「相手はこうすればいいと思っていること」
そのギャップを埋めていくために会話をしながら確認していくということです。
依頼した仕事をちゃんとやってくれないときの対処法
ポイント1 依頼したいことを紙に書き出す
依頼したいことを5W1Hに当てはめて具体化していきます。
(例)
■技術部門のAさんに試作品の技術評価をお願いする
When(いつからいつまでに) ⇒ 今日から1ヶ月間で
Where(どこで)⇒ 会社内で
Who(誰が)⇒ 技術担当者が
What(何を)⇒ 試作品の技術評価を
Why(なぜ)⇒ コストダウンために
How(どのように)⇒ 評価基準に沿って評価する
ポイント2 疑問点を確認する
相手に伝えるときに、疑問点やあいまいな点があれば確認していきます。
(例)
■技術部門に試作品の技術評価をお願いする
When(いつからいつまでに) ⇒ 今日から1ヶ月間で
確認事項 ※今日から1か月間で可能か?
Where(どこで)⇒ 会社内で
Who(誰が)⇒ 技術担当者が
確認事項 ※評価の作業を外部委託することはないか?
How(どのように)⇒ 評価基準に沿って評価する
確認事項 ※評価基準に変更点はないか?
という感じで、気になる点について確認していきます。
例の場合、技術担当者が評価を行うのであれば、だいたい1ヶ月くらいでできるだろうなと思っていたとします。
でも、実際は人手が足らなくて、外部委託になってしまい納期が2ヶ月かかってしまった。
このように、依頼するときに相手に確認しておけば、「こんなはずではなかった」ということを防ぐことができます。
ポイント3 確認や相談したいことがあれば声をかけてもらうよう伝える
依頼する際に、「気になることや相談したいことがあったら、お声がけください」と付け加えます。
「わからないから、保留にしてました」ということがないようにするためです。
まとめ
相手の状況を確認しながら、仕事をお願いしていくと、「聞いてない」「こんなはずではなかった」という事態を回避できるようになります。
「言わなくてもちゃんとやってくれるだろう」と、相手に任せきりにしないで、確認しながら仕事を進められるようにしていきましょう。
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