調達・購買部門出身の研修講師・コンサルタントが調達・購買部門の自律型人材育成を応援します!

受付時間:10:00〜18:00 定休日: 土日祝

  1. ブログ
  2. 「調達・購買部門」関連記事
  3. 【調達・購買】「目先の調整から追われる」を卒業するためのコツ
 

【調達・購買】「目先の調整から追われる」を卒業するためのコツ

【調達・購買】「目先の調整から追われる」を卒業するためのコツ

 

「納期やトラブルの調整ばかりに追われて、また今日も一日が終わってしまう・・・」

同じトラブルばかり続くと他のことができなくなりますよね。


その場、その場で調整して対応することも大切ですが、何度も調整しなくて済むように改善していくことの方がもっと大切です。

社内や取引先の窓口役としてそういった対応できるようになると、信頼度がアップしますので、マスターしておきましょう。

 

 

ポイントは、目先の調整をしなくてはいけなくなる原因を特定して、その原因を取り除くことです。



それでは、「目先の調整から追われる」を卒業するためのコツについて説明していきますね。

 

「目先の調整から追われる」を卒業するためのコツ

 

 

ステップ1 関係者にヒアリングする

調整した後に、「なぜそうなってしまうのか?」ということを関係者にヒアリングします。



(例)

■短納期で発注を繰り返す生産部門

生産「お客さんから急ぎだと言われて仕方なく発注している」




ステップ2 根本的な原因を特定する

これが問題の根本的な原因だなというものを特定します。



(例)

■短納期で発注を繰り返す生産部門

調達「通常、この納期でお願いしていますが、なにか事情がありましたか?」

生産「実は、前回間に合ったから、今回も大丈夫だろうと見込んでいました。」




ステップ3 解決するためにすべきことを話し合う

根本的な原因を解決するために、関係者となにをすべきか話し合います。



(例)

■短納期で発注を繰り返す生産部門

調達「今回はイレギュラーで調整してもらえましたが、毎回は厳しいのですが・・・。」

生産「得意先と調整してもらえるよう、営業部門と相談してみます。」



 

まとめ

目先の調整に追われていると、一区切りついたときに「大変だったから、少しゆっくりしようかな」と思う気持ちになりますよね。そこをもうひと踏ん張りして、「どうしたら、この調整をしなくて済むようになるのかな?」と振り返ってみましょう。



関係部門の人たちや取引先の営業マンも、一区切りついた段階であれば落ち着いて振り返ることができますし、「こうしておけばよかったかも」と改善に前向きになってくれるはずです。


注意点としては、関係部門から調整の依頼があったとき、事情を聞かずに対応してしまうことを繰り返してしまうと、それが当たり前という感覚になってしまう人もいますので、経緯をしっかり確認するようにしていきましょう。


 

当社では、「応援されるリーダー」育成のための、土台づくりを重視した研修プログラムをご提供しております。また、土台づくりを定着させるための「研修後フォロープログラム」も合わせてご用意しております。


ぜひ、当社研修プログラムのページもご覧ください。

調達部門向け特化研修

応援力企業研修 

研修後フォロープログラム

関連エントリー

 応援のチカラ 

まずはお気軽にお問い合わせくださいね。

電話番号:090-4593-3959

受付時間:10:00〜18:00

定休日 : 土日祝

所在地 : 神奈川県川崎市中原区下小田中1-32-5  会社概要はこちら

お問い合わせ