- 入社3年目調達担当者がいる・・・。
- コストダウン活動を任せたいがうまくいっていない・・・。
- 入社3年目調達担当者にコストダウン活動を任せるポイントについて教えてほしい!
という悩みをお持ちの調達マネジャーの方へ。
いつまでも上司の指示がないとコストダウン活動を進められないのは困りますよね。
もしかしたら、部下はコストダウン活動を進めるための「段取り」がわかっていないのかもしれません。
コストダウン活動に必要な「段取り」をどこまで理解できているか確認することから始めてみてはいかがでしょうか?
今回は、入社3年目調達担当者にコストダウン活動を任せる時のポイント3つについてご紹介しますので、ぜひご覧ください。
入社3年目調達担当者にコストダウン活動を任せる時のポイント3つ
ポイント① 目標設定
1つ目は、目標設定です。
部下がコストダウン活動の目標設定をしているか確認します。確認すべきことは以下のとおりです。
【目標設定で確認すべきこと】
- 調達部門で設定したコストダウン目標を理解しているか?
- 自分自身のコストダウン目標を設定できているか?
- コストダウン目標は数値化されているか?(コストダウン率、コストダウン額など)
- コストダウン目標を達成するという決意はあるか?
大切なことは、
どちらか見極めることです。
もし、なんとなくやっているようでしたら、「調達部門にとって重要な活動であること」「メンバー全員で達成するためにやっていこう」という動機づけを改めてしていきましょう。
ポイント② 行動計画
2つ目は、行動計画です。
行動計画とは、コストダウン活動の重点施策を実行するための計画のことです。どんな施策を実行して目標を達成するのかが具体的になっていないとなかなか進められず、後回しになってしまいがちです。実行可能な計画になっているか確認していきましょう。確認すべきことは以下のとおりです。
【行動計画の確認すべきこと】
- この施策を実行すれば実現できるいう重点施策を複数用意しているか?(目安は3~5つ程度)
- 計画に期限は設定されているか?(いつまでに交渉をまとめて、いつからの適用を目指すのか?)
- 計画を実行するための主なやるべきことは具体化されているか?(関係部門との調整、取引先との交渉など)
ポイント③ 関係者と協力して実行
3つ目は、関係者と協力して実行です。
行動計画を実行するためには、関係者と協力して進めることが必須です。ポイントは、関係者と協力して進めるための信頼関係づくりができているかどうかを確認します。確認すべきことは以下のとおりです。
【関係者と協力して実行の確認すべきこと】
- 関係部門がコストダウン活動に前向きな姿勢があるか?
- 関係部門に前向きに取り組んでもらうための努力をしているか?(関係部門の要望を聴く、普段の仕事をしっかり対応する等)
- 取引先に対してコストダウン活動への重要性や目的を説明しているか?
- 取引先に前向きに取り組んでもらうための努力をしているか?(取引先の要望を聴く、普段の仕事をしっかり対応する等)
単に「コストダウン活動に協力してほしい」とお願いするだけでは協力してもらえないので、並行して信頼関係づくりをするための努力をしているかどうかを確認していきましょう。そのためには、取り組む姿勢(マインドセット)も重要です。
詳しくは、こちらのブログでご紹介していますので、合わせてご覧ください。
【入社3年目調達担当者の主体的な貢献意欲を高める「応援マインド」とは?】
- ポイント① 目標設定
- ポイント② 行動計画
- ポイント③ 関係者と協力して実行
コストダウン活動は、意図的・計画的・具体的に実行できないとうまくいきません。部下がどのように進めているか確認することから始めてみましょう!
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