- 指示を待っているだけで、自分で考えて動けない・・・。
- 指示をしても指示どおりに動いてくれない・・・。
- 会議などで発言することも少なく、やる気が感じられない・・・。
このような悩みをお持ちのマネジャーの方へ。
指示を待っているだけの部下がいると、ついイライラしてしまいますよね。
もしかしたら、指示待ち部下の特徴を理解しておくと対処ポイントが見えてくるかもしれません。
今回は、マネジャーを悩ませる指示待ち部下の特徴5つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
マネジャーを悩ませる指示待ち部下の特徴5つとは?指示待ち部下の特徴① 自分で決めることが苦手
1つ目は、自分で決めることが苦手なことです。
自分で決めることを苦手にしていて時間がかかってしまうため、なるべく自分で決めることを回避してしまうタイプです。自分の行動を自分で決めることができないので、マネジャーの指示を待つしかなくなります。
背景として、これまでの人生で、親、先生、クラスメイト、友人などに都度相談してやってきたことで、自分で決めて行動するという経験をあまりしてこなかったことが挙げられます。
指示待ち部下の特徴② 自分の意見を言えない、質問できない
2つ目は、自分の意見を言えない、質問できないことです。
自分の行動や発言に自信が持てないタイプです。特徴①とも関連しますが、自分で決めて行動する経験がないと、「なぜ、そう思うのか?」「なぜ、そうしたいのか?」といった意見を伝えることができません。そうなると、会議の内容について質問することもできないといった状況になってしまいがちです。
背景として、周りの人に相談してばかりで、周りから相談されたり、意見を求められる機会がなかったことが挙げられます。「こうしたらうまくいくと思います。」「こういう点に気をつける必要があると思います。」「△△の改善点は、〇〇をする必要があると思います。」といった意見を言う経験がないと、いざ会議で発言しようとしても難しいですよね。
指示待ち部下の特徴③ コミュニケーションが苦手
3つ目は、コミュニケーションが苦手なことです。
マネジャーや先輩に対して萎縮してしまい、「この質問をしたら、仕事ができない人だと思われないかな?」 「こんな質問したら怒られるかも?」と悩んでしまい、行動に移せなくなってしまうタイプです。
背景として、これまでに仕事で質問して怒られた経験などがあり、自分から話しかけることに対しての抵抗感があるといったことが挙げられます。
指示待ち部下の特徴④ 責任を取りたくない
4つ目は、責任を取りたくないことです。
マネジャーに指示されて動いたことには責任はないと考えているタイプです。自分で考えて行動するということは責任が伴いますが、責任を取りたくないという心理が働き、いつまでもマネジャーの指示を待ってしまいます。
背景として、自分で考えて行動したときに厳しく責められたことがあり、「もう責任を取るような仕事はしたくない」と考えているといったことが挙げられます。
指示待ち部下の特徴⑤ 臨機応変に対応することが苦手
5つ目は、臨機応変に対することが苦手なことです。
イレギュラーなケースやトラブルなどへの対応がうまくできないタイプです。言われたとおりに動くことはできますが、自分で考えて行動することができないためです。お客様のクレーム対応といった緊急性の高い仕事の場合、周りにマネジャーや先輩がいないと2次クレームになってしまう恐れもあります。
背景として、問題やトラブルに直面したときに、その場その場で自分で考えて解決する経験が少ないことが挙げられます。特徴①のところでお伝えしたとおり、周りに頼って過ごしてきた人は、いざそういう状況になると、どう対処していいかわからず戸惑いますよね。
- 指示待ち部下の特徴① 自分で決めることが苦手
- 指示待ち部下の特徴② 自分の意見を言えない、質問できない
- 指示待ち部下の特徴③ コミュニケーションが苦手
- 指示待ち部下の特徴④ 責任を取りたくない
- 指示待ち部下の特徴⑤ 臨機応変に対応することが苦手
指示待ち部下の特徴を5つご紹介しましたが、当てはまる特徴はありましたでしょうか?部下が指示待ちになってしまう拝見や理由を理解しておくことができると、対処ポイントが見えてきますよ。次回、指示待ち部下の対処ポイントについてお伝えします!
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