- そろそろこの仕事を任せたいけど部下が消極的で・・・。
- 自分から見たらできると思うんだけど、どうして無理だと思ってしまうのかな?
- 部下にはもっと新しい仕事にチャレンジしてほしい!
そんな悩みをお持ちのマネジャーの方。部下が自分で限界を決めてしまって仕事を任せられない状況はもどかしいですよね。
もしかしたら、マネジャーの方の後押しがあれば、「やってみよう!」という気持ちになるかもしれませんよ。
今回は、自分には無理!と思っている部下をその気にさせるポイント3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
自分には無理!と思っている部下をその気にさせるポイント3つ
1つ目は、任せたい理由を伝えることです。部下の立場からすれば、「なぜ、自分がこの仕事がやる必要があるのか?」「なぜ、自分にこの仕事を任せたいと思っているのか?」という気持ちになるのは自然なことです。任せたい理由を伝えることで「それだったら自分がやるべきだな」と思ってもらうことが大切です。
(例)「Aさんにリーダーを任せたい」
- Aさんに担当してもらっている今の仕事は、後輩のBさん任せたいと思っているんだよ。
- Aさんには、リーダーとしてチームをまとめてもらいたいと思っているんだよ。
2つ目は、任せられる理由を伝えることです。任せられる理由とは、「マネジャーから見て十分にできると思っている理由」ということです。任せたい理由について理解できたとしても、「自分には無理!」と思っている部下には「もしかしたら、自分にもできるかも!」と思ってもらうことも大切です。そのためには、部下の仕事ぶりを見て判断したことを伝えましょう。
(例)「Aさんにリーダーを任せたい」
- Aさんは、この1年間で今の仕事を覚えてできるようになったからリーダーとしても大丈夫だよ。(仕事を覚えて実践できる力がある)
- Aさんは、チームメンバーの評判も良くて、みんな頼りにしているんだよ。(他のメンバーからも信頼がある)
3つ目は、不安に感じていることをフォローすることです。マネジャーの方にとっては些細なことであっても、部下にとっては大きな課題や不安を感じていて「自分には無理!」と思っていることもあります。その不安に感じていることについて1つ1つ解消していくことで「それならやってみようかな!」と思ってもらうことが大切です。
(例)「Aさんにリーダーを任せたい」
- Aさん一人にすべてを任せることではないから安心してほしい。サブリーダーとしてCさんにもフォローしてもらう予定だよ。
- リーダーになったからと言って特別なことをしようと思わず、困っているメンバーの話を聴いたりフォローすることからやってみてほしいな。
- ポイント① 任せたい理由を伝える
- ポイント② 任せられる理由を伝える
- ポイント③ 不安に感じていることをフォローする
「やってみたら、意外と簡単にできるんだ」と思ってもらえるように導くことが大切です。部下が感じているプレッシャーを軽くすることができれば、「やってみようかな」と思ってもらえるようになりますよ!
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