関係部門の人たちが、協力してくれない…。
仕事が進まない状態が続いてしまうとつらいですよね。
「関係部門の人とのコミュニケーションがうまくいっていない」とお悩みの方に、関係部門の人たちに応援される人になるコツについて解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
ポイントは、「人間的なつながりを意識して接する」ことです。
人間的なつながりとは、「一人の人としてのつながり」です。
「仕事相手という立場からもう一歩近づいて接してみましょう。それが協力関係づくりにつながっていきますよ」ということです。
それでは、「関係部門に応援される人になる5つのコツ」についてお伝えしていきますね。
ポイント1 目の前の仕事に全力で対応して、信頼関係を築く
人は、一生懸命に仕事をしている人を応援したくなるものです。
関係部門からの問い合わせや依頼された仕事に対して全力で対応していると、その姿勢が相手にも伝わります。
「また、お願いします。」という言葉をもらうことが信頼につながっていきます。
ポイント2 一人一人の関係を長い目で大切にする
一人一人の関係を長い目で大切にするというのは、関係部門の人たちを利用して、自分たちの成果を上げようと考えないということです。その結果、相手からも信頼されて、関係が深まっていきます。
たとえば、「コストダウンの成果を上げて、自分の評価を上げたい」という気持ちが相手に伝わると、「自分の都合を一方的に押しつけていませんか?」と敬遠されてしまいますよね。
「すぐに結果を出したい!」と焦る気持ちもわかりますが、「急がば回れ」です。
相手から信頼されれば、協力してもらえるようになります。
ポイント3 関係する人すべてを大切にする
これは、関係部門に関わらず、調達部門で仕事するスタッフ、取引先の担当者も含めて、仕事で関係する人すべての人を大切にするということです。
大切にするというのは、「自分のことよりも相手のことを優先して、相手のことを先に考える」ということです。
「この人は、(自分のことよりも)私のことを(優先してくれていると感じるから)大切にしてくれている」というのが相手に伝わるので、結果的に相手もいろいろなことに協力してくれるようになります。
人は、自分のことを気にかけてくれ、大切にしてくれる人のことを応援したくなるものです。
「相手のことを先に考える」を意識して接してみましょう。
ポイント4 人に支えられていることを忘れない
仕事がうまくいったときに、つい自分が頑張ったからだと考えてしまうことってありませんか?
うまくいったときこそ、多くの人のおかげだと感じられるような人は、周りから愛され、応援されます。
「自分の力でうまくいった」と思い始めると、周りへの感謝や気配りが少なくなり、気がつくと応援してくれる人を失い、周りの人が離れていってしまうものです。
調達部門は、関係部門や取引先の協力がなければ成立しない部門です。周りの人が離れて孤立してしまうと、仕事が進まなくなってしまいます。
応援される人は、周囲への気配りと感謝を忘れない人です。
そのため、自分一人の力を過信しません。
そして、応援してくれた人に、常に感謝の気持ちで接します。
その結果、たくさんの人からの応援が返ってきます。
ポイント5 積極的にコミュニケーションを取る
応援される人は、周囲の人と頻繁にコミュニケーションを取っています。
何か連絡するとすぐに返事が返ってきます。
ちょっとしたことでもわざわざ連絡してくれたりします。
人は、しばらくコミュニケーションを取らないと疎遠になるものです。
疎遠になった人が応援してくれる可能性が低くなってしまうので、お互いの距離がある程度以上近づかないと、応援される関係にはならないのです。
ただし、打算でコミュニケーションをとっているわけでなく、本当に人間的なつながりを大切にしているから、機会を見つけては積極的に人とコミュニケーションを取ります。
結果的に、それが自分を応援してくれる人との関係を深めることになっていきます。
まとめ
調達部門の仕事は、どうしても「受け身」になりがちです。
関係部門や取引先からの問い合わせや依頼を受けて対応することに慣れてしまうからです。
人とのつながりを意識して、まずは、自分から積極的に関係部門の人とのコミュニケーションを取っていくことから始めてみてくださいね。
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