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【あなたの部下が進んでついてくる】withコロナ時代に求められるリーダーとは?

【あなたの部下が進んでついてくる】withコロナ時代に求められるリーダーとは?

 

「リーダーシップを発揮したい」

「でも、部下がついてくるかどうか不安」

「下手なことを言って辞められたら嫌だな」



と、感じているリーダーの方に、

 

1、リーダーシップを発揮するためにやるべきたった1つのこと 

2、「部下を引っ張るリーダー」と「部下の足を引っ張るリーダー」の違いとは? 

3、部下が「ついていけない」と思ってしまうリーダーにならないために意識すべきこと3つ

 

の3点について、


実務経験13年、一般社団法人日本能率協会講師歴6年、リーダーシップをテーマに企業研修をしている、プロコーチの私が解説します。

 

 

1、リーダーシップを発揮するためにやるべきたった1つのこと

 

ポイントは、「部下の生活を守るためにベストを尽くしている。そして、これからもベストを尽くしていく。」という意思を伝えることです。

      

withコロナ時代では、誰もが手探りで試行錯誤しながら進んでいかなければなりません。


つまり、「答え」がわからない中で、リーダーとして、「こうしていくんだ」というビジョンを示すためには、「答えはわからない。でも、君たち部下の生活を守るためにベストを尽くす。」という意思をストレートに伝えることが、部下の信頼を得ることにつながるからなのです。


例えば、もし、部下と雑談などで今後の話をする機会があった時に、このようなことを伝えてみてはいかがでしょうか。

部下(Aさん)

「この先、大丈夫でしょうか?将来のことが不安で・・・」

 

リーダー

「そうだね。この先、どうなるかわからない。でもAさんをはじめ、チームのみなさんの生活を守るためにこれからもベストを尽くしていきたいと思っているよ。」

 

もちろん、伝えたあと、ベストを尽くすための行動を続けていくことは欠かせません。



2、「部下を引っ張るリーダー」と「部下の足を引っ張るリーダー」の違いとは?

 

禅問答のようですが、「部下を引っ張るリーダー」は、部下の足を引っ張らないリーダー」であると捉えてみてください。「部下の足を引っ張らない」ようにするには、「これまでのやり方だけに執着しないようにする」ということなのです。

 

繰り返しになりますが、withコロナ時代では、「答え」がわからない中で、進めていかなければなりません。

 

答えがわかっていれば、「このやり方でうまくいった。だから俺を信じてついてこい。」が通用します。

 

しかし、やってみないと「答え」がわからない以上、「今後のことを考えたら、こういうやり方でやってみたらどうかなと思うけど、君たちはどう思う?」というリーダーが望ましいのではないでしょうか?



例えば、


部下から仕事の相談を受けたとき、「これまでうまくいったやり方」に当てはめて指示することが多いリーダーの方は、部下の考え方を聞いてみてはいかがでしょう。

 

部下Aさん

「○○社の案件ですが、どのように進めたらよろしいでしょうか?」

 

リーダー

「Aさんは、どのように進めたらいいと思う?Aさんの考えを聞かせてほしい。」

 

 

3、部下が「ついていけない」と思ってしまうリーダーにならないために意識すべきこと3つ

 

「部下がリーダーに対して感じる違和感にはどのようなものがあるのか?」について知っておけば、部下の「ついていけない」を回避することができます。

 

部下が「ついていけない」と思うのは、突然そう思うのではなく伏線があるのです。

 

「この判断はちょっと・・・」

「この指示は違うと思うけど・・・」

 

といった違和感の積み重ねの結果、「ついていけない」となってしまうのです。

 

意識すべきことは以下の3つです。

 

①「 言っていることがコロコロ変わる」

会社の方針転換や状況の変化、上長からの指示によって、部下に伝えることが変わるのは止むを得ないのですが、それが頻繁に起こると、「ついていけない」と感じてしまいます。時には、リーダーから見たときに「この件はちょっと様子を見た方がいいかな。」と思うことは保留にするなど、「いったん受け止めて、時期を見て伝える」という工夫が必要です。

 

② 「部下に任せた仕事に口出しする」

これまであれば任せていた仕事に対して、必要以上に口出ししてしまうケースです。特に経営環境が厳しい場合、「もっと売上をあげてほしい」、「もっとコストをかけずにやってほしい」といった経営者側の視点だけで言ってしまいがちです。部下に対して、仕事の進め方を変えてほしい時は、部下に「どうしたらいいと思う?」といった具合に、意見を聞きながら進めるといいでしょう。

 

③ 「経営者の話をそのまま伝える」

①や②の話とも重なりますが、経営者の方針や指示に対して、そのままストレートに伝えてしまうと、リーダーとして、「チームをどうしていきたいか」がわかりにくくなってしまいます。なぜなら、経営者の話は、どうしても「会社全体」の話になってしまうため、チームのような現場で仕事をする立場とはギャップが生まれてしまうからです。「上の人たちが言ってるから、お願いします。」で指示するのは、一見楽に見えますが、現場とのギャップを解消しておかないと、うまくいかなくなったときに、「どうすればいいのかわからない・・・。ついていけないな。」と感じてしまいます。指示する際は、ひと手間かけて、「チームとしてはこうしていく」ということを伝えていきましょう。



【まとめ】

やってみなければ「答え」がわからないことの連続で、リーダーの方は大変だと思います。ただ、突き詰めていくと、リーダーに求められるのは、これまでのやり方に固執せず、環境の変化を楽しめるようになるということではないでしょうか。もちろん、一人で抱え込む必要はありません。「リーダーとしてこうしたい」という目標を打ち出したら、進め方については、むしろ部下の意見に耳を傾けて一緒に考えて実行していくことが大切だと思います。

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