- 調達・購買人材の育成が進まずに悩んでいて・・・。
- 調達人材育成支援コンサルティングを検討しているが・・・。
- どんな人がコンサルティングをしているのか知りたい!
調達・購買人材の育成にお悩みの調達・購買部門長・マネジャーの方へ。育成を支援するコンサルティングを検討する中でどんな人がコンサルティングをしているのか気になりますよね。
13年間の調達・購買部門での業務経験を活かして対応していますが、その過程では紆余曲折がありました。今回のブログでは、その想いについてご紹介できればと思います。
今回は、調達人材育成支援コンサルティングへの想いについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
調達人材育成支援コンサルティングへの想い
放置された新人時代
大学を卒業して最初に入社した食品会社(コンビニエンスストア向けの弁当などを製造する会社)で最初に担当した仕事が工場での資材業務でした。
製品に関わる食材や容器などの在庫管理と発注業務を行う仕事で、前任者の方はいましたが病気で入院してしまい、工場長が兼任している状態での配属だったため、資材置き場は整理整頓されておらず、「必要なものがない」「不要なものが山積」という中で、担当することになりました。
しばらくして前任者の方が復帰されたため教えてもらおうとしたら、「大学を卒業しているから教えてなくても大丈夫だろう」という、よくわからない理由で放置されていました。後から聞いた話では、資材の仕事がうまくいかずノイローゼ気味だったため、私を指導する余裕がなかったようです。
コンビニエンスストアは原則24時間365日営業しているため、お店から発注された製品は必ず納品しなければなりません。必要な資材がなければすぐに手配しなければならず、他の工場に取りに行ったり、取引先に頼んで配送してもらったりという日々が続きました。また、昼夜2交代制で製造するため、夜足りなくなったら携帯に連絡が入るので家に帰ってもゆっくり休むことができず、かなりつらい思いをしました。
その後、ベテラン資材担当者の方に相談する機会があり、そのアドバイスをヒントにして試行錯誤することで、次第にコツをつかみ、迷惑をかけずに対応きるようになりました。私は、「人の話を聞いて仕事のやり方を言語化し、体系化してお伝えする」というのが強みの一つなのですが、「教えてもらえず放置された環境」のもとで体得したものだったと思います。
資材担当として結果を出したことが認められて、本社購買部門に異動することになりましたが、そこでも厳しい上司に四苦八苦しました。
上司は、「見て覚えろ」というスタンスだったため、例えば、取引先との交渉の場合、上司と一緒に取引先担当者の方と挨拶した上で、「後は任せるから」という話になりました。当然、どうやって交渉したらいいかがわからないため、話をまとめることができません。上司に承認をもらおうとしても却下されてしまい、どんどん仕事が山積してしまいました。
ここでも、上司が対応している様子を観察したり、自分自身で交渉の仕方を試行錯誤しながら対応することができるようになりました。しばらくたってから上司に聞いたところ、「仕事を任せることで早く一人前になってほしい」という思いがあったと聞きました。
「教えられる側」「教える側」ともに安心して仕事ができる環境にするために・・・
もし、私の勤めていた会社で、「教育体系」が整っていたとしたら・・・。そこまで苦労することはなかったのではないかと思うのです。
「教えられる側」が悪い、「教える側」が悪いということではなく、調達・購買部門としての教育体系を整えておくことで、双方ともに安心して仕事ができるようになります。
まとめ
- 新人時代に教えてもらえる放置されて苦労した
- 本社購買部門に異動後も厳しい上司に四苦八苦した
- 「教えられる側」「教える側」ともに安心して仕事ができる環境にするために調達人材育成支援コンサルティングを行っている
私と同じような思いをしながら悩んでいる調達・購買マネジャーや調達・購買部員のみなさまに、安心して仕事ができる環境づくりのサポートができればと思い、調達人材育成コンサルティングを行っています。
調達・購買部門の部門長様・調達マネジャー様向けに「調達・購買部門の人材育成」に関するご相談を無料でお受けしています。
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