このような悩みをお持ちの調達マネジャーの方へ。
関係部門との調整や取引先との交渉のポイントをどのように伝えたらいいか悩みますよね。自分自身のやり方を教えるにしても、なにをどのような順番で伝えたらいいかなど、戸惑う方が多いのではないでしょうか。
ステップ① こちらの要求事項をまとめる
ステップ①は、こちらの要求事項をまとめることです。
調整・交渉場面で相手に求めることを整理することから始めます。例えば、以下のとおりです。
ステップ① こちらの要求事項をまとめる(例)
ステップ② 相手の要求事項を整理する
ステップ②は、相手の要求事項を整理することです。
こちらの要望に対して、相手が求める要求事項を整理していきます。例えば、以下のとおりです。
ステップ② 相手の要求事項を整理する(例)
ポイントは、間に合わせるためにどのような条件があるのかということについて確認して整理していきます。例のケースの場合、部材を前倒しで納入するために配送費用が発生してしまうため別料金が発生するという理由などです。
ステップ③ 要求事項の相違を生み出している原因を探す
ステップ③は、要求事項の相違を生み出している原因を探すことです。
なぜ相手はこちらの要求に応えることに対して、条件が発生してしまうのかという原因を探っていくことになります。例えば、以下のとおりです。
ステップ③ 要求事項の相違を生み出している原因を探す(例)
ポイントは、なぜ相違点が生まれるのかという原因を探していくのですが、例の場合、納期を前倒しする際に発生する費用負担についての取り決めがされていなかったことが原因となります。
ステップ④ 相違点を埋めて合意を生み出す
ステップ④は、相違点を埋めて合意を生み出すことです。
ステップ④ 相違点を埋めて合意を生み出す(例)
ポイントは、どのような提案をすれば合意してもらえるかを考えることです。例の場合、取り決めがされていなかった今回と今後を分けることで合意を生み出してします。
まとめ
今回、ご紹介した4つのステップが基本的な流れになります。次回以降のブログではさらに詳しく対応のポイントについてお伝えしてきます。
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