- 手間のかかる仕事を任せるとネガティブな反応をする部下がいる・・・。
- いろいろと理由をつけてすぐ取りかからない・・・。
- 逃げ癖のある部下への対処ポイントを知りたい!
仕事を任せるたびにネガティブな反応をする部下への対応、困りますよね。
もしかしたら、これまでのネガティブな経験や思い込みによって、あまり深く考えずにそのような反応しているだけかもしれません。
前回のブログ、途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下の5つの特徴とは?【前編】に引き続き、今回は、途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下への対処ポイント3つ【後編】についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下への対処ポイント3つ【後編】
【前回ブログ】途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下の5つの特徴とは?【前編】については、こちらをご覧ください。
途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下の5つの特徴とは?【前編】
仕事を任せても途中で挫折してしまう部下がいる・・・。言い訳をしたり、人のせいにしてばかりで対応に困っている・・・。嫌な仕事に対して逃げ癖のある部下をなんとかしたい!このような悩みをお持ちのマネジャーの方へ。 逃げ癖のある部下がいると、安心...
途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下への対処ポイント3つ【後編】
それでは、途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下への対処ポイントについて見ていきましょう。
ポイント① すぐに取り組めるように指示の出し方を工夫する
1つ目は、すぐに取り組めるように指示の出し方を工夫することです。
前回のブログでお伝えしたように”逃げ癖”部下には、
- 壁にぶつかるとすぐに面倒に感じてしまう
- 失敗したくない
- 自信がない
といった特徴がありますので、すぐに取り組めるように指示の出し方を工夫することが大切です。
(例)
- ひとまとめにして任せず、すぐに取りかかれるくらいボリュームで指示を出す
- 期限を区切ってその時間までにやるように依頼する
- 指示した内容についてわからない点があれば、その場で受けつけて回答する
ポイント② 失敗しても責めずに一緒に対策を考える
2つ目は、失敗しても責めずに一緒に考えることです。
失敗したことを責めたり、厳しく指摘すると、”逃げ癖”が悪化してしまいますので、対策について一緒に考える時間を取りましょう。ポイントは質問をしながら部下が考える機会をつくることです。何度も繰り返して話し合うことで、「失敗したときにはどう対処すればいいのか」について自分なりに考えることができるようになっていきます。
(例)お客様への提案書作成について
- 「お客様の反応がよくなかったけど、次回どんなご提案をすればいいか一緒に考えてみようか」
- 「お客様はどんな提案を求めていたのかな?」
- 「うちの会社ではどんな提案ができるかな?」
- 「お客様にアピールするにはどんな内容の提案書をつくったらいいかな?」
ポイント③ できたことを褒めて自信をつけさせる
3つ目は、できたことを褒めて自信をつけさせることです。
”逃げ癖”部下が途中で挫折しないようにモチベーション維持していくことが大切です。もし、うまくできないことが続いても、チャレンジし続けていることを褒めることができますよね。最後まであきらめずにやり抜くことができるように部下の様子を見ながらフォローしていきましょう。
(例)
(声かけ)「部下Aさんは、〇〇の仕事の課題にチャレンジしてがんばってくれているね。」
(フォロー)「もし、わからないことがあったら部下Bさんに相談してみるといいよ。」
(励まし)「部下Aさんには〇〇の仕事ができるようになって活躍する姿を見たいな。一緒にがんばっていこう!」
- 途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下への対処ポイント①「すぐに取り組めるように指示の出し方を工夫する」
- 途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下への対処ポイント②「失敗しても責めずに一緒に考える」
- 途中で仕事を投げ出す”逃げ癖”部下への対処ポイント③「できたことを褒めて自信をつけさせる」
”逃げ癖”部下に対しては、一人で自転車に乗れるようになるまでの間、後ろについて温かく見守るようなイメージでフォローしていくことが大切です。最初は時間がかかりますが、「自分にもできる、大丈夫!」と思える経験を積んでいけば、次第に前向きに取り組めるようになっていきますよ!
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