調達・購買部門出身の研修講師・コンサルタントが調達・購買部門の自律型人材育成を応援します!

受付時間:10:00〜18:00 定休日: 土日祝

  1. ブログ
  2. 「部下育成」関連記事
  3. 部下育成を先送りしたときに発生する「ものぐさコスト」とは?
 

部下育成を先送りしたときに発生する「ものぐさコスト」とは?

部下育成を先送りしたときに発生する「ものぐさコスト」とは?


  • 忙しくて部下を指導する時間が取れない・・・。
  • プレーイングマネジャーとして仕事をしていて、部下を指導する余裕がない・・・。
  • 部下を育てなきゃいけないと思いつつ、つい目の前の仕事を優先してしまう・・・。

このような悩みをお持ちにマネジャーの方へ。


目の前の仕事、目先の問題への対応に追われてしまうと、つい部下育成、部下指導を後回しにしてしまいたくなりますよね。


実は、この部下育成を先送りしている状態というのは、「ものぐさコスト」が高い状態になっています。


今回は、部下育成を先送りしたときに発生する「ものぐさコスト」とは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。


部下育成を先送りしたときに発生する「ものぐさコスト」とは?

「ものぐさコスト」とは?

「ものぐさコスト」とは、勝間和代さんが動画等で解説されている考え方で、面倒くさいなと思ってやるべきことをやらなかったり、お金で解決してしまうことを言います。

(例)
  • 移動するとき、電車・バスを使わずにタクシーを使う
  • 自炊したり、食材を買ってきてご飯を炊いて食べずにコンビニ弁当を食べる
手間暇を惜しんでかかってしまっているコストのことを紹介されていて、例で挙げたものは、お金をかけて太る行動をしていると解説されています。

【参考リンク動画】

部下育成における「ものぐさコスト」とは?

では、部下育成における「ものぐさコスト」とは、どんなものがあるでしょうか?一緒に見ていきましょう。

(ものぐさコストの例)
  • 手間暇を惜しんで部下を指導しないことによって、何度も同じミスを繰り返す部下の対応に追われる
  • 部下が成長せずこれまでと同じ仕事しかできないことによって、マネジャー自ら対応に追われてしまう
  • 部下が効率的に仕事ができないことによって、納期や品質面で顧客に迷惑をかけて対応に追われてしまう

部下育成における「ものぐさコスト」の特徴は、「とりあえず、今はなんとか回っているから大丈夫だな」というふうに考えてしまうことにあります。

  • マネジャーや他の部下のフォローすることによってなんとか回っている 
  • 部下育成できないことによる「ものぐさコスト」が日々高まっている状態

数年後、中長期的な視点で組織やチームとして発生する「コスト」について目を向けていくと、どのようなコストが高まるでしょうか。

(例)
  • 部下が自立しないことで数年後にかかるコストはどんなものがあるでしょうか?
  • 部下が成長しないことで数年後にかかるコストはどんなものがあるでしょうか?
  • 部下に任せず、マネジャーが仕事を抱え込んでしまうことで数年後にかかるコストはどんなものがあるでしょうか?
このブログをご覧になっているマネジャーの方には、見直す機会にしていただけたらと思います。

まとめ

  • 「ものぐさコスト」とは、面倒くさいなと思ってやるべきことをやらなかったり、お金で解決してしまうコストのことである。
  • 部下育成における「ものぐさコスト」とは、「何度も同じミスを繰り返す部下の対応に追われる」「部下に任せられずマネジャーが対応に追われる」「部下が効率的に仕事ができないことで顧客に迷惑をかけてしまう」
  • 部下育成における「ものぐさコスト」の特徴は、マネジャーや他の部下のフォローによってなんとか回していることで、数年後に発生する「コスト」に気づかないことにある。
次回は、「ものぐさコスト」を払って部下育成を先送りしてしまっているマネジャーの方向けに、部下育成に取り組むためのポイントについてご紹介していきます!


新型コロナウイルスの影響が続く中、人事部が積極的に従業員のモチベーション向上に関わり、従業員満足度の向上につなげていきたいとお考えの人事部様、研修担当者様向けに「部下のモチベーション向上」研修に関するご相談を無料でお受けしています。



お気軽にお問い合わせください。

     ↓

ご予約・お問い合わせ
関連エントリー

 応援のチカラ 

まずはお気軽にお問い合わせくださいね。

電話番号:090-4593-3959

受付時間:10:00〜18:00

定休日 : 土日祝

所在地 : 神奈川県川崎市中原区下小田中1-32-5  会社概要はこちら

お問い合わせ