- 忙しくて部下を指導する時間が取れない・・・。
- プレーイングマネジャーとして仕事をしていて、部下を指導する余裕がない・・・。
- 部下を育てなきゃいけないと思いつつ、つい目の前の仕事を優先してしまう・・・。
このような悩みをお持ちにマネジャーの方へ。
目の前の仕事、目先の問題への対応に追われてしまうと、つい部下育成、部下指導を後回しにしてしまいたくなりますよね。
実は、この部下育成を先送りしている状態というのは、「ものぐさコスト」が高い状態になっています。
今回は、部下育成を先送りしたときに発生する「ものぐさコスト」とは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
部下育成を先送りしたときに発生する「ものぐさコスト」とは?
「ものぐさコスト」とは?
「ものぐさコスト」とは、勝間和代さんが動画等で解説されている考え方で、面倒くさいなと思ってやるべきことをやらなかったり、お金で解決してしまうことを言います。
(例)
- 移動するとき、電車・バスを使わずにタクシーを使う
- 自炊したり、食材を買ってきてご飯を炊いて食べずにコンビニ弁当を食べる
手間暇を惜しんでかかってしまっているコストのことを紹介されていて、例で挙げたものは、お金をかけて太る行動をしていると解説されています。
【参考リンク動画】
部下育成における「ものぐさコスト」とは?
では、部下育成における「ものぐさコスト」とは、どんなものがあるでしょうか?一緒に見ていきましょう。
(ものぐさコストの例)
- 手間暇を惜しんで部下を指導しないことによって、何度も同じミスを繰り返す部下の対応に追われる
- 部下が成長せずこれまでと同じ仕事しかできないことによって、マネジャー自ら対応に追われてしまう
- 部下が効率的に仕事ができないことによって、納期や品質面で顧客に迷惑をかけて対応に追われてしまう
部下育成における「ものぐさコスト」の特徴は、「とりあえず、今はなんとか回っているから大丈夫だな」というふうに考えてしまうことにあります。
数年後、中長期的な視点で組織やチームとして発生する「コスト」について目を向けていくと、どのようなコストが高まるでしょうか。
(例)
- 部下が自立しないことで数年後にかかるコストはどんなものがあるでしょうか?
- 部下が成長しないことで数年後にかかるコストはどんなものがあるでしょうか?
- 部下に任せず、マネジャーが仕事を抱え込んでしまうことで数年後にかかるコストはどんなものがあるでしょうか?
このブログをご覧になっているマネジャーの方には、見直す機会にしていただけたらと思います。
- 「ものぐさコスト」とは、面倒くさいなと思ってやるべきことをやらなかったり、お金で解決してしまうコストのことである。
- 部下育成における「ものぐさコスト」とは、「何度も同じミスを繰り返す部下の対応に追われる」「部下に任せられずマネジャーが対応に追われる」「部下が効率的に仕事ができないことで顧客に迷惑をかけてしまう」
- 部下育成における「ものぐさコスト」の特徴は、マネジャーや他の部下のフォローによってなんとか回していることで、数年後に発生する「コスト」に気づかないことにある。
次回は、「ものぐさコスト」を払って部下育成を先送りしてしまっているマネジャーの方向けに、部下育成に取り組むためのポイントについてご紹介していきます!
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