- 現状維持が目標です!と宣言する部下がいる・・・。
- 部門目標を達成しよう!と話しても誰かがやってくれるだろうと思っている・・・。
- 現状維持にこだわる部下がチャレンジできるように動機づけたい!
このような悩みをお持ちのマネジャーの方へ。
「今、任せられている仕事を続けていればいいんだよ」と思っている部下がいると、他の部下のモチベーションにも影響しますよね。
部下が「チャレンジしたい!」と思えるきっかけがあると変わるかもしれません。
今回は、現状維持を好む部下をチャレンジさせるためのポイント3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
現状維持を好む部下をチャレンジさせるためのポイント3つ1つ目は、部門全員でチャレンジする目標を設定することです。部門全員でチャレンジ目標を設定することで現状維持を好む部下を参加させるきっかけをつくりましょう。もちろんマネジャーも参加します。目標は個別に設定しますが、「これまでやってこなかったこと」「改善したいこと」「問題解決したいこと」など、これまでやってこなかったことを条件にしましょう。年度替わりなど節目のタイミングが始めやすいですね。
(例)
- 自部門のコストを〇〇%削減する
- 業務を効率化して作業時間を〇〇時間短縮する
- 苦手な提案書の作成方法を勉強する
進捗状況をメンバーと共有する
2つ目は、進捗状況をメンバーと共有することです。目標設定しても個人任せにしてしまうと目先の業務に追われてしまい、目標設定したことすら忘れてしまう恐れがあります。週1回など定期的に共有する機会を用意しておくことで、報告するまでにはなにかやっておこうという気持ちになります。最初はちょっとしたことでもOKにしてチャレンジすることを習慣にできるようにしていきましょう。現状維持を好む部下も他のメンバーの様子を見て刺激を受けるようになるはずです。
(例)
- 共有フォルダを用意して週1回報告する
- 計画、準備、情報収集等でもOKとする
- 報告した部下に励ましのコメントをする
前向きにチャレンジしている部下の取り組みをお手本にする
3つ目は、前向きにチャレンジしている部下の取り組みをお手本にすることです。しばらくすると、現状維持を好む部下のモチベーションが下がったり、継続できなかったり、課題が出てきたりといった「壁」にぶつかることが出てくるでしょう。そのときに、お手本となる部下の話を聴くように声をかけましょう。「自分との違いがどこにあるのか」「チャレンジで工夫していること」などを参考にさせるのです。
(例)現状維持を好む部下に対しての声かけ
- 「(お手本となる)Aさんがどんなチャレンジをしているか話を聴いてみるといいと思うよ。参考になる話が聴けるはすだよ。」
- 「Aさんには話をしておくから、わからないことがあったらいろいろ質問してみるといいよ。」
- 現状維持を好む部下をチャレンジさせるためのポイント①「部門全員でチャレンジする目標を設定する」
- 現状維持を好む部下をチャレンジさせるためのポイント②「進捗状況をメンバーと共有する」
- 現状維持を好む部下をチャレンジさせるためのポイント③「前向きにチャレンジしている部下の取り組みをお手本にする」
現状維持を好む部下は、自分の関心のあることに意識が向いてしまいがちなので、自分以外のことに意識を向けるためにメンバーと一緒に取り組む機会を用意しましょう。「周りの人たちも頑張っているし、自分もやってみようかな」と思えるようなきっかけをつくっていきましょう!
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