「調整や交渉がうまくいかなかったことを引きずってしまう…。」
「また、調整や交渉がうまくいかなかったらどうしようというプレッシャーを感じることがあってつらい…。」
と感じている調達・購買部門の方、いらっしゃいませんか?
今回は、失敗したことを引きずらないコツについてお伝えします。
失敗したときに自分を責めてしまいがちな方に、失敗の受け止め方を工夫することで失敗を引きずらない自分になるためのポイントを解説しましたので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、「失敗したことを引きずらないコツ」についてお伝えしていきますね。
失敗したことを引きずらないコツ
【ポイント1】 失敗したことを振り返る(事実)
まず、失敗したことを振り返ります。
ポイントは、まず、先に事実を書き出すことです。
(例)取引先への連絡を忘れてしまい、納期遅れが発生して迷惑をかけた
【ポイント2】 失敗したことについて感じていることを書き出す
次に、振り返った事実に対して感じていることを書き出します。
(例)取引先への連絡を忘れてしまい、納期遅れが発生して迷惑をかけた
「ミスをしてしまい、関係部門や上司から厳しく注意されたことが嫌だった」
ポイントは、引きずってしまっている原因となるネガティブな感情について書き出すことです。
例の場合、ミスをしてしまったことよりも、厳しく注意されたことが嫌だったということを書き出していくうちに気がつきました。
このネガティブな感情をそのままにしておくことで、ズルズルと引きずってしまっているのです。
【ポイント3】 「ネガティブな感情の受け止め方」と「これからすべきこと」を書き出す
最後に、「ネガティブな感情の受け止め方」と「これからすべきこと」を書き出していきます。
(例)取引先への連絡ミスをしてしまい、納期遅れが発生して迷惑をかけた(事実)
「ミスをしてしまい、関係部門や上司から厳しく注意されたことが嫌だった」(ネガティブな感情)
「厳しく注意されたのは、納期遅れによってお客様にご迷惑をおかけすることになったから仕方ない。」(ネガティブな感情への受け止め方)
「今後の連絡は、緊急時でない限りすぐに対応しよう。どうしてもすぐに対応できない場合、リマインドメールを活用しよう。」(これからすべきこと)
ネガティブな感情への受け止め方のポイントは、「どう受け止めたら、仕方ないと思えるだろう?」と自分に質問することです。
例の場合、「お客様に何度もご迷惑をおかけすることになってはいけないので厳しく注意されたのだから仕方ないかな」という受け止め方になります。
これからすべきことについてのポイントは、「同じ失敗を繰り返さないためには、これからどんなことをすればいいのだろう?」と自分に質問することです。
例の場合、2つの連絡方法を書き出しました。このように1つだけでなく、2つ以上のやるべきことを書き出しておくと、同じミスを繰り返さないようになっていきます。
まとめ
引きずる原因は、失敗に対してネガティブな感情を抱えてしまっているからです。事実とネガティブな感情をそれぞれ分けて書き出し、ネガティブな感情の原因がわかればスッキリして、これからどうしていくかに集中できるようになりますよ。
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