「ばくぜんとした不安が頭から離れない」
「何に対して不安になっているかわからないから余計しんどい」
「しんどい気持ちが続いて、何もしたくなくなる」
と、感じているビジネスマンの方に、
・不安が頭から離れないときに、まずやること3つ
・ばくぜんとした不安を感じるのはこんなとき3選
・「何もしたくなくない」を解消して、気持ちを立て直す方法
の3つについて、
実務経験13年、パーソナルコーチング歴10年の私が解説します。
1、不安が頭から離れないときにまずやること3つ
「不安という感情」は、気づいてほしいことがあって、顕在意識(自分の中で自覚している意識)に、サインを送っているととらえてみてください。サインなので気づかないと、気づくまで送り続けます。不安が大きくなるということは、「スルーしてないで、早く気づいてください。」ということなのです。
これまで経験したこと、特にネガティブな感情を持った経験を脳が記憶していて、「また、同じことが起こったら嫌だな」という考え方が出来上がっているととらえてみてください。同じような状況になりそうだなと潜在意識(自分の中で普段自覚していない意識)がキャッチしたら、潜在意識が顕在意識に対して、「気を付けて!」という不安のサインを送っているのです。
やること3つは、以下のとおりです。
(1)今、やっていることをいったん止める
手を止めて、「気づいて!」というサインを受け止める準備をします。できれば、「静かな場所」、「心を落ち着けることができる場所」、「お気に入りの場所」に移動できると、なおいいです。
(2)「これかな?」という思うことをノートに書き出す
心当たりのあるネガティブに感じた経験を振り返っていきます。
「人間関係で苦労したこと」
「仕事で苦労したこと」
「お金で苦労したこと」
「健康面で苦労したこと」
などなど、どんな内容でネガティブに感じたのか?共通点はないか?探っていきます。
(3)「心当たりのあるネガティブな経験」を感じる
ポイントは、「ただ、感じること」。たとえば、人間関係で嫌な思いをしたときに、「あのときの自分は、このことで嫌な気持ちになったな」と感じます。(「感じる」ということがピンとこない方は、その時の状況を振り返ってみましょう。)
そして、「あのときの経験と重ね合わせて、同じことが起こったら嫌だなというサインを送っているんだな」と、感じてください。(「感じる」ということがピントこない方は、そう思ってください。)
そうすると、不安な気持ちが少しずつ、小さくなっていくのが実感できます。
一点、注意したいのは、
「あのときは、こうしておけばよかったのに」
「あの人のせいで、こんなことになったんだ」
といった、そのときの自分や他人を責めないことです。
後悔や怒りの気持ちが出てきて、余計苦しくなりますので、「ただ、感じる」を意識しましょう。もし、どうしても抑えられなくなったら、いったん中止してください。
2、ばくぜんとした不安を感じるのはこんなとき3選
1項目で、対処法をお伝えしましたが、この項目では、よくあるケースを3つご紹介します。
普段、ばくぜんとした不安を感じることが多い方は、この3つのケースを頭に入れておいてください。
ケース3つ、以下のとおりです。
(1) いろいろなことに不安を感じていて「キャパオーバー」になっているとき
「小さなこと」でもいくつか重なると、大きな不安だと感じやすくなるケースです。一つ、一つ書き出していくと、頭の中が整理されてスッキリします。
(2)自分に対して自信が持てないとき
大きな失敗をしたり、ミスが続いたりすると、「大丈夫かな?」と動揺してしまっているケースです。うまくいいかなかったときは、「まあ、そんなこともあるさ」とスルーせず、「どうすれば、次はうまくいくかな?」と、次どうするかを決めておくとスッキリします。
(3)新しいことにチャレンジするとき
未経験のことにチャレンジしようとして、不安を感じるケースです。もちろん、「やってみないとわからない」ですが、できるだけチャレンジしようとしていることついて、情報収集をしてみると、イメージがつかめるので、不安を小さくすることができます。「すでに経験している人」の話を聞くことがおすすめです。
3、「何もしたくなくない」を解消して、気持ちを立て直す方法
「何もしたくない」という状況は、「気持ちが滅入っていて、休みが欲しい」というサインです。
できれば、立ち止まってサインをキャッチしてという状況で、受け止めたいのですが、スルーし続けていると、ある意味、「強制的に立ち止まって受け止めて!」というサインを出すようになります。
まずは、「いったん休憩を入れる」「休みをとる」時間を確保しましょう。
おすすめは、
「目を閉じて、深呼吸を繰り返す」
「何も考えず、頭を休める」
「水を飲む」
「ストレッチなどで体を動かす」
「散歩する」
それでも、きついときには時間の許す範囲で、
「仮眠をとって休む」
「一日ゆっくり休む」
をすると、気持ちもラクになります。
【まとめ】
・不安を感じたら、いったん手をとめて、これまでの経験を振り返り、そのときの気持ちを感じましょう。
・あるある不安3選 「不安が重なったとき」「自信がないとき」「チャレンジするとき」。
・「何もしたくない」という気持ちになったら、積極的に「休み」を取りましょう。応援のチカラ
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